Tokyo Midtown Design Hub

地域×デザイン2018 -まちとまちをつなぐプロジェクト-

【地域×デザイン2018】地域プロジェクト×働く 経営共創基盤、RCF、アソビュー、日本人材機構、リバースプロジェクト



企画展「地域×デザイン2018」では、地域の特色を活かした活動や、先進的取り組みを行う地域のキーマンや自治体のリーダーにお越しいただき、トークイベントを連日開催します。

 

 


日時
2018年2月24日(土)13:00-18:50

テーマ
地域プロジェクト×働く

プログラム1
13:00-13:50 日本人の働き方改革。そのコアは地方にある!
株式会社経営共創基盤 代表取締役 冨山和彦

「働き方改革」という文字列を見ない日がないくらい、今日本の労働事情はさまざまな局面で論じられています。そんな中、「地方で働く」ことも注目を集めている選択肢のひとつ。ハンズオン型コンサルティングによって成長支援を行っている株式会社経営共創基盤の代表取締役冨山和彦氏が、地方企業の現状と変化の可能性、同社が関わっている東北のバス会社の実例などから、地方創生を視野に入れた働き方改革についてご講演頂きます。

参考記事

プロフィール:冨山和彦
株式会社経営共創基盤代表取締役。ボストンコンサルティンググループ、コーポレイトディレクションを経て2003年に産業再生機構設立に参画しCOO就任。解散後、経営共創基盤を設立。パナソニック社外取締役、東京電力ホールディングス社外取締役。経済同友会副代表幹事。財務省財政制度等審議会委員、内閣府税制調査会特別委員、内閣官房まち・ひと・しごと創生会議有識者、内閣府総合科学技術・イノベーション会議基本計画専門調査会委員、金融庁スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議委員、経済産業省産業構造審議会新産業構造部会委員他。近著に、『なぜローカル経済から日本は甦るのか GとLの経済成長戦略』『選択と捨象』『決定版 これがガバナンス経営だ!』『AI経営で会社は甦る』他。

 

プログラム2
14:00-14:50 ローカルキャリア〜移住とは違う地域での新しい働き方とは〜
一般社団法人RCF 代表理事 藤沢烈

地域での仕事はキャリアの終着点とのイメージがあったが、若い世代を中心として地域でむしろキャリアを広げ、活躍する人材が増えている。そうした働き方は『ローカルキャリア』と呼ばれ、全国に広がりつつある。これまで東北復興の現場を中心に地域の活性化や人材のプロジェクトに携わってきた講演者から、ローカルキャリアの先進的事例と、この働き方が広まった時代的背景・社会の変化、そして地域でローカルキャリアを積み上げるための方法論についても紹介する。

プロフィール:藤沢烈
一橋大学卒業後マッキンゼーを経て、NPO等に特化したコンサルタントとして独立。東日本大震災後にRCFを設立、企業や省庁・地方自治体のディスカッションパートナーとしてひと・まち・産業の復興事業創造や事業推進に伴走してきた。近年は東北以外の地方創生や多様な社会課題にも取り組みを広げている。

 

プログラム3
15:00-15:50 特別トークセッション「地域プロジェクト×働く」(仮題)
冨山和彦、藤沢烈、小城武彦(株式会社日本人材機構代表取締役社長)、田中里沙(事業構想大学院大学学長)

 

プログラム4
16:00-16:50 「遊び」を通じて地域経済の発展に貢献する仕事
株式会社アソビュー 代表取締役社長 山野智久

地域の人口減少という課題が顕著になっていく中、「どうすれば持続可能な地域の経済活動は成り立っていくのか」という問がある。その答えの一つに、地域外からの誘客である交流人口を生み出し、地域に消費の市場を生み出す観光産業に注目が集まっている。その観光産業の活性化の一つの目玉として注目されているのが、体験型観光商品と呼ばれる「遊び」の分野だ。テクノロジーを活用し、地域に新しい遊びを生み出し、経済活動を生み出すアソビュー社の取り組みを中心にご紹介したい。

プロフィール:山野智久
2011年、現・アソビュー株式会社を創業。日本全国の体験、アクティビティ、レジャーチケットなどが予約購入できる日本最大の遊びのマーケットプレイス「asoview!」を運営。また、自治体の観光コンサルティング、メーカー等の商品プロモーションも手がける。大学時代には累計30万部のフリーマガジンを主催し、地域の活性化に貢献。

 

プログラム5
17:00-17:50 人材が地方を目指す時代
株式会社日本人材機構 代表取締役社長 小城武彦

経産省の課長補佐からキャリアチェンジをし、CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)では平社員からスタート。増田宗昭代表の薫陶を受け社長の右腕となった後、産業再生機構に入社してカネボウなどの企業の再生を担った。現在は日本人材機構社長として、首都圏の経営幹部人材の地方への流動化を手掛ける。人材における企業の活性化、および地方において輝ける人材像とは何か。地域×デザイン展の参加者とともに考えます。

プロフィール:小城武彦
1961年、東京都生まれ。1984年、東京大学法学部卒業。通商産業省(現経済産業省)を経て、カルチュア・コンビニエンス・クラブ常務、産業再生機構マネージング・ディレクター、カネボウ(現クラシエ)代表執行役社長、丸善CHIホールディングス社長、西武ホールディングス社外取締役、ミスミグループ本社社外取締役、金融庁参与などを歴任。一貫して日本企業の再生・変革に携わる。著書に『衰退の法則:日本企業を蝕むサイレントキラーの正体』(東洋経済新報社)。

 

プログラム6
18:00-18:50 地域を次代に繋ぐ ―リバースプロジェクトの志と今後の構想―
株式会社リバースプロジェクト 代表取締役 映画脚本家 龜石太夏匡
株式会社リバースプロジェクトトレーディング 河合崇

リバースプロジェクトがこれまで地域の伝統工芸品や農産品をリデザインし、プロデュースしてきた活動を事例を交えてご紹介します。その中で、2016年から活動を始めた「愛媛シルクプロジェクト」にクローズアップ。日本は以前、シルク生産が盛んで、外貨獲得の輸出アイテムとして、繭、シルク製品は重要な役目を担っていました。近年は海外からの安価なシルク製品の輸入に押され、国内のシルク産業は激減しています。養蚕農家が減る中、日本を支えてきた伝統あるシルク産業をなくさぬように、地域を盛り上げたいと思う志のある人と地域内外で共同して取り組み、シルク復活から、地域を盛り上げる地域共創(Co-Creation)プロジェクトを実践します。シルクをきっかけに、地域産品の掘り起こしを行います。

プロフィール:龜石太夏匡
1971年東京生まれ、1994年、渋谷にPIED PIPER設立。29歳の時、ファッションから映画の世界に移り、[カクト]の原案・脚本を手がける。08年[ぼくのおばあちゃん]の脚本・プロデュース担当。09年 伊勢谷友介とともに株式会社リバースプロジェクトを立ち上げる。13年 同社 代表取締役に就任(現任)

プロフィール:河合崇
1973年大阪生まれ。京都大学経済学部を卒業後、住友商事株式会社などを経て、2016年4月リバースプロジェクトの商社的な役割を担うリバースプロジェクトトレーディングを設立。四国を中心に地域に眠っている資源を掘り起こし、製品開発、ブランディング、国内外での出口戦略を立案。2016年伊予銀行ビジネスプランコンテストでは「愛媛シルクプロジェクト」にて最優秀賞を受賞。

 

本イベントは「SELF TURN week」の一貫で開催します。
※SELF TURN(セルフターン)とは、「『働き方=生き方』と捉え、自分自身(oneself)の可能性を最大限に生かせる仕事を探すこと」であり、日本人材機構が提唱している考え方です。
SELF TURNの概要はコチラ

 

会場
東京ミッドタウン・デザインハブ
インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F

主催
東京ミッドタウン・デザインハブ

企画運営
公益財団法人日本デザイン振興会、学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学

参加費
無料

定員
100名(定員になり次第締め切ります)

企画展会期
2018年2月23日(金)〜 3月11日(日)11:00〜19:00 会期中無休

※スケジュールや発表内容が変更されることがあリます。
※トークイベントは事前のお申し込みが必要です。
※上記以外にも連日開催の予定です。下記にて随時更新しています。

公式ウェブサイト

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