リエゾンセンター・ライブラリーのブックイベント
絵本『ぼくは話があるんだ、きみたち、子どもたちだけが信じる話が』&『いろたち』刊行記念トークイベント「キアロスタミの絵本とそのデザインを語る」

 

「リエゾンセンター・ライブラリー」は、東京ミッドタウン・デザインハブ内に月10日ほど不定期でオープンするデザインライブラリー。
「リエゾンセンター・ライブラリーのブックイベント」として、ライブラリーに届いたデザイン関連の新刊本の著者の方などをゲストにお迎えし、書籍やそのテーマを深掘りするトークイベントを開催しています。今回は、Youtube配信での開催です。

 

今回は、2022年11月にカノアから出版された、アッバス・キアロスタミが手がけた2冊の絵本、『ぼくは話があるんだ、きみたち、子どもたちだけが信じる話が』と『いろたち』の刊行イベントとして、この2冊の日本語訳を担当された愛甲恵子さんと、2冊のアートディレクションを担当された宮古美智代さんをお招きし、日本では映画監督として知られるキアロスタミの絵本の魅力、イランで長く読み継がれている『いろたち』の日本版のブックデザインについて、そしてあまり知られていないイランの文化と芸術などについてもお話を伺います。

【イベント概要】
絵本『ぼくは話があるんだ、きみたち、子どもたちだけが信じる話が』&『いろたち』刊行記念トークイベント「キアロスタミの絵本とそのデザインを語る」

開催日時:2023年 3月8日 (水) 1 8:00 – 20:30

YouTubeLive配信 イベント詳細はこちら

 

【スピーカー】

愛甲 恵子(あいこう・けいこ)
ペルシャ語翻訳家。東京外国語大学大学院修士課程修了後、10カ月のイラン留学を経て、2004年より美術家フジタユメカとともに「サラーム・サラーム」というユニット名で、イランの絵本やイラストレーターを紹介する展覧会などを開催している。訳書に『ごきぶりねえさんどこいくの?』(ブルース・インターアクションズ)、『ボクサー』(トップスタジオHR)など、再話に『ノホディと かいぶつ』(福音館書店)、『アリババと40人のとうぞく』(ほるぷ出版)、『2ひきのジャッカル』(玉川大学出版部)。

 

宮古 美智代(みやこ・みちよ)
アートディレクター。大学を卒業後、イラストレーター・石倉ヒロユキ、装幀家・緒方修一のアシスタントを経て、フリーランスのデザイナーとして独立。現在は雑誌『Coyote』『MONKEY』『暮しの手帖』のアートディレクターを務めるほか、単行本などのアートディレクションやデザインを数多く手がける。

 

【刊行書籍の案内】

『ぼくは話があるんだ、きみたち、子どもたちだけが信じる話が』

イランを代表する映画監督アッバス・キアロスタミと現代詩人アフマド=レザー・アフマディーが、ともに30歳のときに共作した幻の絵本、本邦初訳です!

発行:カノア
著者:アッバス・キアロスタミ(絵)、アフマド=レザー・アフマディー(文)、愛甲恵子(訳)
定価:2,100円(+税10%)
刊行:2022年11月1日
上製・32ページ
ISBN:978-4-910029-01-6

 

 

『いろたち』

イランを代表する映画監督アッバス・キアロスタミが、「友だちのうちはどこ?」発表の3年前に絵と文を描きおろした本邦初訳の絵本!
イランでは現在も版を重ねている13万部超のロングセラー!

発行:カノア
著者:アッバス・キアロスタミ(絵・文)、愛甲恵子(訳)
定価:1,500円(+税10%)
刊行:2022年11月1日
並製・96ページ
ISBN:978-4-910029-02-3

*リエゾンセンターライブラリーでお読みいただけます。