「Design-to-Market-Strategy」経営管理者向けレクチャー & ワークショップ

Zollverein School of Management and Designでは、デザインの戦略的活用に関する基本的な知識とドイツ企業の実際の例を紹介する集中ワークショップを行ないます。このワークショップでは、学長のAndrej Kupetz氏自らが「デザインがどのようにイノベーションプロセスに組み込まれているか」「企業の戦略的方向付けがいかにしてコーポレートアイデンティティ/デザインに影響されているか」「デザインマネジメントがどう効果的に機能しているか」などについてレクチャーします。

 

概要

今日、デザインのようなクリエイティブかつマーケット主導の考え方が経済学において重要な要素となっています。このデザインという要素こそが企業の創造力を保持し、イノベーションが市場において成功しうるかどうかを決定づけます。今日、マネジメント側の人間には、自社のクリエイティブ能力をフルに引き出すための「イノベーションマネジメント」と「デザインに対する確立された知識」が求められています。

このような状況下においてZollverein School of Management and Designでは、デザインの戦略的活用に関する基本的な知識とドイツ企業の実際の例を紹介する集中ワークショップを行ないます。このワークショップでは、学長のAndrej Kupetz氏自らが「デザインがどのようにイノベーションプロセスに組み込まれているか」「企業の戦略的方向付けがいかにしてコーポレートアイデンティティ/デザインに影響されているか」「デザインマネジメントがどう効果的に機能しているか」などについてレクチャーします。

 

事務局からのコメント

ドイツのデザイン事情は欧州の中でもかなり日本に酷似していると考えられます。それは、彼らの意識においても同じであり、先日の国際シンポジウムでは「日本もドイツと同じような状況ですね」とのコメントを頂きました。そういった意味においてThe Zollverein School of Management and Designは日本の中で必要とされている人材育成システムについて最も理解ある大学といえるかもしれません。また、この大学はRed dot Design Award Museumのすぐ隣にあり、産業との繋がりが強いのも特徴です。
今回のセミナー&ワークショップでは、学長自らがインターナショナル・デザイン・リエゾンセンターに来られます。是非ともこの機会に学長とディスカッションしてみてください。
さらに、建築を学ばれている方々にも特にオススメです。校舎も日本人の妹島和世氏と西島立衛氏によって設計されており、日本に非常に馴染みの深い学校です。さらに今年からは建築コースが設立されており、新しい大学ならではの革新的な取り組みが多く期待されます。是非ともこの機会に学長に話を伺ってみてはいかがでしょうか。

 

Zollverein School

The Zollverein School of Management and Designはイノベーションの新しいカルチャーの核になる機関だと自負している。同スクールの持つ様々なプログラムを通して、2003年に設立されたこの高等教育機関は、ビジネス、科学、デザイン、そして社会に絶え間無い変化を起こすイノベーションを促進することを目的としている。
スクールの最初のコース – 経営学修士(MBA) – は2005年2月に開始された。2007年に、Andrej Kupetz学長のもと、このスクールは更に拡張し、SPACE:建築家とデザイナーのための新しい修士課程を開設した。これは管理職のための教育プログラムであり、Innovators’ Club シリーズイベントである。2006年の秋より、新しい見事なビルにて授業やイベントが行なわれている。この想像力をかき立てるフレキシブルなビルは、日本の建築スタジオSANAAによってデザインされて世界的に高く評価されており、建築やデザインやビジネスについて新しく考察していく場所として理想的な背景となっている。

日程:7月27日(金)10:00 – 16:00 / 7月28日(土)10:00 – 16:00

 

7月27日(金) Design-to-Market-Strategy:イノベーションのためのキーファクター

10:00 – 12:00 レクチャー「戦略的デザイン概論」

Design-to-market strategy
成功するデザインマネジメントの基本的原理
トレンドとイノベーションのマネジメント

12:00 – 13:00 休憩

13:00 – 15:30 ワークショップ「デザイン言語の創造」

デザインによるブランドとプロダクトの位置付け
デザインストラテジーの定義付け
将来的な可能性へのアクセス

15:30 – 16:00 ディスカッション

 

7月28日(土) Design-to-Market-Strategy:トレンドマネジメント

10:00 – 12:00 レクチャー「戦略的デザイン概論」

Design-to-market strategy
成功するデザインマネジメントの基本的原理
トレンドとイノベーションのマネジメント

12:00 – 13:00 休憩

13:00 – 15:30 ワークショップ「トレンドマネージメントのためのストラテジー」

関連性のあるトレンド開発を識別する
プロダクトポートフォリオに準じたトレンドの管理
ブランドストラテジーに準じたトレンドの査定

15:30 – 16:00 ディスカッション

 

レクチャー対象者:

経営や管理職の立場にある人
デザイン、クリエイティブ、イノベーションの分野に携わる人
マーケティングマネージャー、デザインマネージャー、セールスマネージャー、ブランドマネージャー、戦略プランナー、プロダクトマネージャー、コミュニケーションマネージャー、コンサルタント、R&Dマネージャー、ビジネスデベロップメントマネージャー、などの立場にある人達など

さらに、デザイナー、建築家、インテリアデザイナーや、コーポレートデザインやコミュニケーション分野の代理店など
「複合性」が我がスクールの特徴です。エコノミストや建築家がエンジニアやデザイナーと隣り合って学んでいます。彼らは、マネジメントとクリエイティビティの境界面におけるイノベーションや転換プロセスの管理開発を学んでいます。

講師:

Andrej Kupetz

2006年8月よりZollverein School of Management and Design学長。
1999年よりフランクフルトにあるGerman Design Councilの代表取締役。
この間、Cologne trade fair company Koelnmesse GmbHのため、理想ハウスプロジェクトに着手し、国際会議シリーズの ”Architektur fur Marken (ブランドのための建築)”、”ジャーマンデザインディベート”、日本での一連の “デザインドイツ”展、そしてミュンヘンにおける “House der Gegenwart”、また、トレードフェア “Material_Vision”などを手掛ける。

Kupetz氏はベルリン、ロンドン、パリにてインダストリアルデザイン、哲学、プロダクトマーケティング、を学び、フリーランスのデザインマネージャーとして活躍。ベルリン美術大学のDesign Transfer Instituteの学科長となり、1997年からはDeutsche Bahn Medien GmbHに勤務する。ここで氏は企業のエージェントとして、コーポレートデザインやブランドマネージャーを担当し、様々なコーポレートデザインのプロセスの遂行にあたった。
Kupetz氏はデザインマネジメントインスティチュートボストンの技術顧問カウンシルメンバーであり、またブランズウィックのHochschule der Bildende Kunste (カレッジオブビジュアルアート)の顧問でもある。University of Duisburg-Essenではデザインとブランドマネジメントを教えている。ベルリン美術大学の客員教授でもあり、定期的に局所デザインについての論文をDesign ReportやForm、Horizontなどの雑誌に発表している。

通訳:同時通訳 

場所:インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター

定員:20名