Tokyo Midtown Design Hub

【exhibition】ぼくらは小さいままなのか?



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あなたが見知らぬ場所で道に迷ったとしたらどうするだろう。
歩みを止めて、人に道を尋ねるだろうか?スマートフォンで位置情報を確認するだろうか?

メディア研究で知られるマーシャル・マクルーハンの論の一つに『テクノロジーやメディア(媒体)は人間の身体の「拡張」である』というものがあります。
交通機関やインターネットなどによって身体のスケールを超え、遠く離れた場所へ移動したり、情報を得たりできるようになりました。しかし現実の身体そのものは飛行機の座席やディスプレイの前に拘束されています。

様々な「身体拡張」が当たり前とされている現代において、私たちは本当に拡張している存在なのでしょうか。それとも拘束され、小さいままの存在なのでしょうか。

この展覧会は武蔵野美術大学映像学科3年生のメディアアートⅡの受講者による研究成果の発表展示です。受講者各々がこの問いに対する答えを作品として提示し、来場者の方と共に考え、ディスカッションできるような場を作ります。


開催日時:
2015年6月30日(火)-7月3日(金)11:00-18:00 会期中無休
※初日は13:00〜、最終日は16:00まで。

7月1日(水)10:00より公開講評を行います。

会場:
武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ
(東京都港区赤坂9丁目7番1号ミッドタウン・タワー5階 東京ミッドタウン・デザインハブ内)

入場料:
無料

出品者:
佐野 栞、白鳥 好貴、髙木 杏奈、濱野 明子、茂泉 芽衣、守谷 芽久生、吉田 太政、吉畑 茉利奈、伊藤 燎、伊藤 夕稀、河野 冴香、鈴木 理以奈、関 燿、西沢 悠希、久田 一二美、村田 英美、クリストドゥル ハリス、ロドリゲス ウマニャ マリアナ、司亜琴、ヘルマンド ウラジミール セオドール ロレンツォ

主催:
武蔵野美術大学映像学科