Tokyo Midtown Design Hub

フィンランド発フードデザインワークショップ

「PAI PAI パイパイ」



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ワークショップ「PAI PAI パイパイ」は、異なる文化間でのイノベーション機会を発見することを目的としています。ワークショップ講師としてフィンランドからフードデザインやサービスデザインに精通する2名のデザイナーが来日し、フィンランドの国民的フード「カレリアンパイ」を日本の文脈でリ・デザインしていきます。

ご飯が詰められたこの「カレリアンパイ Karelian Pie」は、伝統的で厳格なレシピで守られている故、長年大きく味やかたち、原材料は変更されてきませんでした。同じ国、同じ文化の中では革新的な変化は必要とされていないと考えられることは当然でした。

そこで、このパイを生活文化や環境の異なる地域である日本に持ち込むことで、どのように日本流にデザインすることが可能なのかを2日間かけて議論したいと考えています。

日本流カレリアンパイは、
・どのような見た目、味、食感なのでしょうか?
・どのように準備され、提供されるとよいのでしょうか?
・どこで、いつこのパイは食べられることが考えられるでしょうか?

対象デザイン領域:
フードデザイン / サービスデザイン / デザインリサーチ / コンテクスチュアルデザイン / デザインシンキング / デザインコンサルテーション 他

日 時:
2016年3月26(土)、27(日) 9:00-17:00

場 所:
武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ
(東京ミッドタウン・デザインハブ内)

最大定員:
30名(1週間程度の簡単な事前ホームワークあり)

参加費:無料 (先着順)

参加申込締切:3月15日(水)

ワークショップ講師:
ライチネン・イラリ氏
(デザイナー / デザイン戦略コンサルタント)
カルシ・ヤーッコ氏
(サービスデザイナー / デザインリサーチャー)

コンテンツオブザーバー:
メリヤ・カルッピネン氏 (フィンランドセンター 所長)

参加対象者:
不問 (但し、英語でのコミュニケーションに苦手意識がないこと。2日両日とも参加ができること。)

主 催:
PAI PAI WORKSHOP / 武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ

協 力:
フィンランドセンター

備 考:
1) ワークショップは基本英語で行われるため、基礎的な英語でのコミュニケーションが可能であることが望ましいです。但し英語のサポート等も考えていますので、もし英語が苦手でも強い参加の意思がある方は積極的に参加してください。
2) 大学の講義ではないため単位の取得はできませんが、ワークショップ修了証明書を発行予定です。

参加お申込み


【ワークショップ講師プロフィール】
本ワークショップ講師は、ライチネン・イラリ氏とカルシ・ヤーッコ氏です。2人は、トルコのイズミル経済大学芸術およびデザイン学科や、フィンランドのアアルト大学美術デザインおよび建築コースにおいて食に関するワークショップをおこなっております。

Ilari
ライチネン・イラリ(Ilari Laitinen)
デザイナー。ラハティ・インスティテュート・オブ・デザイン卒業。卒業制作がイギリス、ヨークにあるキットカットで有名なネスレR&Dセンターでのプロジェクトであったため、以来新しい健康的な食品製造に関するデザイン分野に興味を持つ。
現在、アアルト大学大学院国際デザインビジネスマネジメントコース(IDBM)にて食文化や食に関連するサービスを研究し、製造者と社会を結ぶ活動を行っている。また、スタートアップを含む多分野にてデザイン戦略コンサルタントとして、更にアアルト大学とスタンフォード大学との国際デザインイノベーションプログラム(ME310)にて、メソッドコーチおよびコースインストラクターとして活躍をしている。受賞歴多数。
お好み焼きと関西系の料理に愛を捧げている。

jaakko
カルシ・ヤーッコ (Jaakko Kalsi)
アアルト大学卒業、武蔵野美術大学交換留学。外国語、文学、教育学、グラフィックデザインを専攻し、その後アアルト大学大学院国際デザインビジネスマネジメントコース(IDBM)修了。
ヘルシンキでサービスデザイナーおよびデザインリサーチャーとして活動している。人間の行動心理に興味を持ち、人生をより簡単に楽しくするサービスやプロダクトのデザインを実践している。現在、子どもの野菜摂取や国家的な肥満問題に関して訴えるフィンランド内閣府および農林水産省にて食全般に関する問題に挑戦。
情熱的な料理家でもあるがまだ日本食は完全にマスターしきれていない。美味しいラーメンを探す日々を続けている。

PAI PAI Workshop
Facebook: paipaiworkshop
Instagram: @paipaiworkshop / #paipaiworkshop
ウェブサイト: http://paipai.fi

【本ワークショップに関する問い合わせ】
武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ (山下)
mail: d-lounge@musabi.ac.jp
tel: 03-3470-7221