Tokyo Midtown Design Hub

地域×デザイン2018 -まちとまちをつなぐプロジェクト-

【地域×デザイン2018】伝統×繋ぐ 伝統茶{tabel}、Bed and Craft、山名八幡宮



企画展「地域×デザイン2018」では、地域の特色を活かした活動や、先進的取り組みを行う地域のキーマンや自治体のリーダーにお越しいただき、トークイベントを連日開催します。

 


日時
2018年3月2日(金)15:00-18:00

テーマ
伝統×繋ぐ

プログラム1
15:00-15:50 伝統茶とSocial Medicine  —街と人をつなぐ薬草づくり—
TABEL株式会社 代表 食卓研究家 新田理恵

日本には7000種類以上の植物が自生しており、350種ほどの薬草が暮らしの中に取り入れられてきました。その文化や風習が縁遠くなりつつあるをもう一度見直そうと北海道から沖縄に出かけ、その魅力や作り手さんの想いを伝える在来ハーブティのブランド、「伝統茶{tabel}」を立ち上げました。地域資源を使った商品づくり、からだを慈しむハーブのお茶は、ヒトの体にとっての癒しになり、 その土地で誇りやつながりを生む社会にとっての薬となっているように感じます。様々な地域で出会ったこと、気づいたこと、薬草茶のリブランディングについてや課題などについてお話します。

プロフィール:新田理恵
管理栄養士、国際中医薬膳調理師を取得し、古今東西の視点から食をとらえ、料理とその周りにある関係や文化も一緒に提案する。レシピ開発や薬膳や調理・ローカルの商品開発レクチャーも行なっている。国産の植物をもっと活用できないかとリサーチをはじめ、伝統茶ブランド「{tabel}(タベル)」を設立。ローカルや薬草の現在を取材するウェブサイトも公開し、薬草のある暮らしや文化をつむぐコミュニティを育んでいる。薬草大学NORMを、2/25に渋谷でキックオフ!

WEBサイト:伝統茶{tabel}

 

プログラム2
16:00-16:50 観光客と職人の新しい付き合い方
Bed and Craft 代表 山川智嗣

「BED AND CRAFT」は、日本屈指の木彫刻の町として知られる富山県南砺市井波地域ではじまった、「宿泊しながら、職人に弟子入りできる宿」をコンセプトにした新しいスタイルの宿泊施設である。古民家を改修したゲストハウスに宿泊しながら、町に点在する職人の工房に通い、クラフトのワークショップを体験する。日頃なかなか実感できないものづくりの醍醐味を、現地で活躍する職人たちと一緒に享受することができるのが特徴。そこに暮らす職人たちにとっても、今までにない出会いと交流を生み、新たな創作への意識改革につながる。「BED AND CRAFT」に宿泊することは、旅の新しい価値の創生だけでなく、次世代に繋がる職人文化を生むきっかけになる。2017年度グッドデザイン賞受賞。

プロフィール:山川智嗣
建築家 / 株式会社コラレアルチザンジャパン 代表取締役
富山県生まれ。明治大学理工学部建築学科卒業。MADA s.p.a.m. Shanghaiに於いて多くの商業建築の設計に携わる。2017年職人と新たな価値を創造するプラットフォーム、株式会社コラレアルチザンジャパンを設立、職人に弟子入りできる宿をコンセプトにした宿泊施設「BED AND CRAFT」をプロデュースするなど、現代の「お抱え職人文化」を再定義する試みを実践している。

WEBサイト:BED AND CRAFT

 

プログラム3
17:00-17:50 神社からつながる母子と地域
山名八幡宮 高井俊一郎

全国の神社は埋もれている大きな地域資源です!全国に8万社あると言われる神社、嘗ては、殆どの神社が地域の核として公共の機能を担ってきました。神社と地域が一体であったことに 神社が地域によって護られてきた本質があったように思われます。 群馬県高崎市の山名八幡宮では840年続く安産子育ての神社として、子育ての孤立化を解消するためのキッズカフェや天然酵母パン屋さん、学習教室や発達障害児の放課後施設などを併設して様々なイベントを行い「地域の拠り所」としての再構築への活動を行っています。2017年度グッドデザイン賞受賞。

プロフィール:高井俊一郎
1975年群馬県高崎市生まれ。國學院大學文学部神道学科卒、早稲田大学院修了。 地域社会に根差さなければ地方の神社に未来はないのでは?との仮説の元、地域民生委員・高崎市議会議員・高崎まつり実施本部長など地域活動を行った。現在は地域再生の切り札は神社であるとの確信の元、活動を山名八幡宮に集中させ事例を作り上げている。

WEBサイト:山名八幡宮

 

会場
東京ミッドタウン・デザインハブ
インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F

主催
東京ミッドタウン・デザインハブ

企画運営
公益財団法人日本デザイン振興会、学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学

参加費
無料

定員
100名(定員になり次第締め切ります)

企画展会期
2018年2月23日(金)〜 3月11日(日)11:00〜19:00 会期中無休

※スケジュールや発表内容が変更されることがあリます。
※トークイベントは事前のお申し込みが必要です。
※上記以外にも連日開催の予定です。下記にて随時更新しています。

公式ウェブサイト

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