Tokyo Midtown Design Hub

地域×デザイン2018 -まちとまちをつなぐプロジェクト-

【地域×デザイン2018】デュアルライフ×働く/上勝町



企画展「地域×デザイン2018」では、地域の特色を活かした活動や、先進的取り組みを行う地域のキーマンや自治体のリーダーにお越しいただき、トークイベントを連日開催します。

 

 


日時
2018年3月8日(木)18:00-19:50

テーマ
デュアルライフ×働く、上勝町

プログラム1
18:00-18:50 「我が国産業における人材力強化に向けた研究会」における「人生100年時代」への挑戦
中小企業庁 経営支援課 総括補佐 津脇慈子
経済産業省 産業人材政策室 室長補佐 藤岡雅美

第四次産業革命や人口動態の変化等を背景として、企業の事業環境は激変。付加価値の源泉が、「資本」から「人材」へと移行する中、特に中小企業等を中心に、我が国産業界は構造的な「人手不足」に直面。今後も、この傾向は継続必至である。今後、企業が持続的に成長していく上では、付加価値創出の担い手となる「人材」を確保し、活用していくことが生命線。「経営戦略」=「人材戦略」として再認識し、喫緊の課題として取り組んでいくことが重要です。「人生100年時代」を踏まえ、社会全体として人材の最適配置が行われるよう、(1)リカレント教育の充実、(2)(特に大企業から中小企業等への)転職・再就職等の円滑化、それらのベースとなる(3)必要とされる人材像の明確化や確保・活用、(4)産業界として果たすべき役割などをトータルパッケージで対応していくことが必要であり、これらについて皆様と議論させていただきます。

プロフィール:津脇慈子
2004年、東京大学法学部卒業。同年に経済産業省入省(通商政策局通商機構部)。2006年に資源エネルギー庁長官官房総合政策課、2008年に経済産業政策局産業組織課に着任。2010年からは米国・英国へ留学(コロンビア大学、ケンブリッジ大学)。帰国後の2012年には金融庁へ出向(監督局保険課)。2014年大臣官房政策審議室、2015年に商務情報政策局情報通信機器課を経て、2017年より現職に至る。

プロフィール:藤岡雅美
2010年に京都大学医学部人間健康科学科(保健師・看護師の免許取得)を卒業。経済産業省に入省後、同省「ヘルスケア産業課」、「国立行政法人日本医療研究開発機構」、「健康経営銘柄」、「Japan Healtucare Buisiness Contest」等の立ち上げなど、ヘルスケア政策に従事。その他、資源外交やサービス産業の生産性向上等に携わる。現在、産業人材政策室において、「働き方改革」や「子育て政策」等を担当。

 

プログラム2
19:00-19:50 
①二つの世界を繋ぐ“取り組みのデザイン“
Route Design 合同会社 代表/プロジェクトデザイナー/サービスデザイナー 津田賀央

都市と地方。移住者とローカル。二つの世界を行き来しながら、お互いの可能性を引き出し、掛け合わせ、ビジネスや創造的活動へと発展させていく。 コワーキングスペース『富士見 森のオフィス』の運営を通じた、二つの世界を繋ぐ“取り組みのデザイン”についてお話したいと思います。

プロフィール:津田賀央
2001年より広告会社の東急エージェンシーにて、デジタル領域のプランナーとして様々な広告主の広告企画に携わる。約10年の勤務の末、SONYへ転職。サービスデザイナーとしてクラウド技術を用いた新規サービスやプロトタイプの企画開発、UXデザインなどを手がける。これからの新しいワークスタイル/ライフスタイルを考え、2015年に長野県富士見町へ移住。Route Design合同会社を立ち上げ、週の半分をSONY社員として東京で過ごし、残りは富士見町で、行政プロジェクト『富士見 森のオフィス』の立ち上げに関わる。現在はRoute Design合同会社のプロジェクトデザイナー/サービスデザイナーとして、コワーキングスペース『富士見 森のオフィス』を運営しながら、コミュニティー・スペース立ち上げのコンサルティングや、地域商品の企画開発、ブランドのクリエイティブディレクション、イベントの企画運営など、東京と地方地域を行き来しながら様々なプロジェクトに携わっている。

②地域を醸すプロジェクト(仮)
エーゼロ株式会社取締役 但馬武

エーゼロでは「地域を釀す」をコンセプトに岡山県西粟倉村及び北海道厚真町 にて起業型人財募集及び育成事業や関係人口育成事業を展開しています。地域 にはフロンティアが広がっており、新しい取り組みを開始したいと願うチャレ ンジャーにはとても挑戦しがいのある時代です。複数地域で取組んで1年が経 過し、そのなかでの挑戦事例や気付きなどを紹介させていただきます。

プロフィール:但馬武
米国アウトドア衣料であるパタゴニアにてダイレクトマーケティング中心に約20年勤務。2017年から「地域を釀す」をコンセプトに活動する西粟倉村に本社があるエーゼロ株式会社に入社し、地域の隠れた可能性を引き出すための事業開発や起業型人財募集及び育成事業、そしてファンを増やす事業に携わる。

 

プログラム3
20:00-20:50 上勝町の「ゆるやかで、余白のあるデザイン」
株式会社上勝開拓団 代表取締役 仁木啓介
株式会社いろどり(上勝町ローカルベンチャー事務局) 谷健太

徳島県上勝町。急峻な山々に囲まれたこの町は、四国の町の中では1番少なく、たった1600人しか住んでいません。そんな上勝町では、近年、東京や大阪といった都市からの移住者が集まってきています。仁木啓介さんもその1人。もともとは東京のテレビ制作会社のディレクターでした。現在は、株式会社上勝開拓団という映像制作会社を立ち上げ、代表をしています。この上勝開拓団のスタッフは全員、都市からの移住者。なぜ、彼らは上勝に集まったのか?上勝町で何を考え、どんな日々を過ごしているのか?彼らを惹き寄せる上勝町の「ゆるやかで、余白のあるデザイン」とは何か?仁木さんにお話を伺いながら、上勝町の「今」をお伝えします。

プロフィール:仁木啓介
元は東京のテレビ制作会社のディレクター。取材で訪れた上勝町の人々に惚れ込み、2012年に移住、2015年に映像制作会社「株式会社上勝開拓団」を起業。町で暮らす2人のおばあちゃんと若い移住者との交流を描いた「笑うキミにはフクきたる」はNHKで放送された。

プロフィール:谷健太
1986年徳島市生まれ。大学卒業後、4年間銀行に勤務。2012年に祖父母の住む町であった上勝町へ移住(孫ターン)。地域おこし協力隊を経て、現在は、株式会社いろどりにて上勝町での新事業企画・支援を担当。

 

本イベントは「SELF TURN week」の一貫で開催します。
※SELF TURN(セルフターン)とは、「『働き方=生き方』と捉え、自分自身(oneself)の可能性を最大限に生かせる仕事を探すこと」であり、日本人材機構が提唱している考え方です。
SELF TURNの概要はコチラ

 

会場
東京ミッドタウン・デザインハブ
インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F

主催
東京ミッドタウン・デザインハブ

企画運営
公益財団法人日本デザイン振興会、学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学

参加費
無料

定員
100名(定員になり次第締め切ります)

企画展会期
2018年2月23日(金)〜 3月11日(日)11:00〜19:00 会期中無休

※スケジュールや発表内容が変更されることがあリます。
※トークイベントは事前のお申し込みが必要です。
※上記以外にも連日開催の予定です。下記にて随時更新しています。

公式ウェブサイト

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