Tokyo Midtown Design Hub
地域×デザイン2017 -まちが魅えるプロジェクト-
開催
終了

東京ミッドタウン・デザインハブ第63回企画展

地域×デザイン2017 -まちが魅えるプロジェクト-



基本情報

東京ミッドタウン・デザインハブでは、2017年2月3日より第63回企画展「地域×デザイン2017 -まちが魅えるプロジェクト-」を開催します。全国から選りすぐった10件の地域プロジェクトを展示により紹介するとともに、日ごとにテーマを設定しゲストを招いたトークセッションやワークショップなどの関連プログラムを約50件予定しています。

 

本展は昨年2月に開催し、約1万人を集めた第56回企画展「地域×デザイン–まちを編みなおす20のプロジェクト-」に続く第2回目となります。

日本の各地でおこなわれている地域の特色を活かした取り組みを、昨年の企画展では地域がもつ価値を改めて見出し「まちを編集」すること、また生活・文化やコミュニティの「編みなおし」と考え、デザインの視点から分析、紹介しました。今回はその考えかたをもとに、デザインによって価値の転換を図り魅力に変えている約60のプロジェクトを展示とトークにより紹介します。

 

デザインには物事に潜む資源を発見し魅力を引き出す力があります。視点を変えるだけで、これまで当たり前や不利に思っていたことも特別な価値になり得ます。この「見立て」は古くから日本文化の中で醸成されてきた創造的なコミュニケーション手法であり様々な場面で活用することができます。本展に足を運んでいただいた方それぞれが、自分たちの地域や生活の中にも目を凝らして魅力を発見し、読み解き考える機会となれば幸いです。

 

本展は、公益財団法人日本デザイン振興会と、プロジェクトデザインで社会を変革する力を持った人材育成を目指す事業構想大学院大学が共同で企画運営をおこないます。

 

●メッセージ

 

いま、日本各地で自分たちのまちを元気に輝かせようとする取り組みが行われています。

 

それらは、地域にもともと潜んでいた価値を掘り出して磨くことや、特有の文化や産業を世の中に広く伝えようとすること、風土を活かした新しい仕事や場所をつくる取り組みなど、手法は様々です。

 

本展は、地域の価値にデザインの視点を掛け合わすことで発展しているプロジェクトを、展示とトークセッション等のイベントにより紹介しています。

 

デザインには、問題を発見し解決すること、魅力を引き出しよりよく伝えること、良い取り組みが持続するように計画することなど、地域の取り組みに大きく役立ちます。

 

最初はひとつの点だったプロジェクトが、そこに共感する人や場が集まり、点が集積することで面となっていく。小さな灯りが集まると大きな光となるように、各々のまちの取り組みが輝けば日本全体が明るく輝いていくのではないでしょうか。

 

そのような、「点から面」となっている、いくつかのプロジェクトが集まった地域を特集しています。

 

この企画展に来場された方それぞれが、地元のまちでもプロジェクトデザインを実践したくなる、動き始めるきっかけとなれば幸いです。

 

ポスター


東京ミッドタウン・デザインハブ 第63回企画展
地域×デザイン2017 -まちが魅えるプロジェクト-

公式ウェブサイト
Facebookページ

会期:
2017年2月3日(金)-2月26日(日)11:00-19:00 会期中無休
※開催日によって終了時間を延長する場合があります。

会場:
東京ミッドタウン・デザインハブ
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F

入場料:
無料

主催:
東京ミッドタウン・デザインハブ

企画・運営:
公益財団法人日本デザイン振興会
事業構想大学院大学

メインビジュアル:
UMA/design farm

後援(予定):
内閣府、農林水産省、経済産業省

サポーター企業:
株式会社ジェイティービー、株式会社ゼンリン、株式会社地域経済活性化支援機構、西日本電信電話株式会社、株式会社ポニーキャニオン、株式会社モリサワ、株式会社ワイス・ワイス 他

 

●展示で紹介するプロジェクト

・地域と世界を繋ぎ新たなアイディアを町にもたらす、「写真のまち」(北海道東川町)
・アジアの若手デザイナーと震災被災地を繋ぐ「DOOR to ASIA」(岩手県・宮城県ほか)
・木のおもちゃから広がる、南会津の林業再生とまちづくり「マストロ・ジェッペット」(福島県・南会津町)
・グローバル×ローカル(兵庫県・豊岡市)
・地場産業ブランディングと人材育成による地域拠点づくり「Toyooka KABAN Artisan Avenue」
・愛のバッドデザインプロジェクト in 小豆島(香川県・小豆島町、土庄町)
・これからの日本の湯道具をつくる「YUIRO」(愛媛県・松山市)
・離島と都会を結ぶ、小さな私設図書館「さんごさん」(長崎県・五島市)
・綾町の魅力を100年後に伝える「aya100」(宮崎県・綾町)
・100年後の「工芸大国」を目指す、産地再生の取り組み「中川政七商店」(全国各地)

 

●トークで紹介するプロジェクト(一部)

2月3日(金)【プレスレカンファレンス・特別講演】
プレスレカンファレンス/プレスツアー
特別講演:産業革命×産業観光 株式会社中川政七商店 代表取締役社長 十三代 中川政七

2月4日(土)【地域人材×デザイン】
特別講演:東川町のクリエイティブプロジェクト 東川町長 松岡市郎

2月5日(日)【プレイスメイキング×デザイン】
Made in MAEBASHI project 株式会社オリエンタル群馬 中村慶之介
BUKATSUDO(仮) 株式会社リビタ 賃貸事業本部CMグループ 土山広志
民間100%出資の移住定住拠点ドットツリーとは NPOサプライズ 代表理事 飯倉清太
HAGISO(仮) HAGISO 代表 宮崎晃吉
領域横断組織の模索による新たな”場づくり”の実践 株式会社リライト 代表取締役 籾山真人

2月6日(月):【地域×アーバンデザインセンター】

2月8日(水)【地域資源の磨き方×デザイン】
特別講演:品川区のシティプロモーション(仮) 品川区長 濱野健

2月9日(木)【シビックエコノミー×デザイン】
書生生活 NPO法人街ing本郷 代表理事 長谷川 大
住民とデベロッパーとまちをつくる HITOTOWA INC. 代表取締役 荒昌史
《小さな経済》 仲建築設計スタジオ 仲俊治
入居者向け食堂「トーコーキッチン」 有限会社東郊住宅社 池田峰
IDEA R LAB 有限会社イデア 代表 大月ヒロ子

2月13日(月)【東北復興×デザイン】

2月15日(水)【豊岡市×デザイン】
特別イベント:演劇的手法を用いたコミュニケーションワークショップ 平田オリザ
トークイベント:「小さな世界都市・豊岡」が取り組む人材育成 豊岡市長 中貝宗治 × 平田オリザ
鞄を核とした「もち」づくり トヨオカカバンアルチザンアベニューマネージャー 林健太
トークセッション:ローカル&グローバル ブックディレクター 幅 允孝 × 豊岡市長 中貝宗治 × 事業構想大学院大学 学長 田中里沙

2月18日(土)【離島×デザイン】
愛のバッドデザインプロジェクトin 小豆島 小豆島町長 塩田幸雄、S&O DESIGN 清水久和
「さんごさん」プロジェクト さんごさん 鳥巣智行 他
島と世界をつなげるクリエイティブのヒント 離島経済新聞社 鯨本あつこ

2月19日(日)【福井市×デザイン】

2月20日(月)【地域×デザインコンペディション】

2月21日(火)【地域ブランド×デザイン】

2月22日(水)【フェアウッド×デザイン】

2月25日(土)【シビックプライド×デザイン】
くまもと手仕事ごよみ推進事業(仮) 熊本県 副知事 小野泰輔
渋谷を再発見しよう「shibuya1000」 shibuya1000実行委員会 代表幹事 川添善行
新宮市魅力発信女子部 和歌山県新宮市企画政策部 商工観光課 企画員 勢古口千賀子
特別講演:選ばれ続ける地域とは JTIC SWISS 代表 山田桂一郎

2月26日(日)【クーロージングイベント】

会場:
インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F 東京ミッドタウン・デザインハブ内)

地域の特色を活かした活動や、先進的取り組みをおこなう地域のキーマンや自治体のリーダーにお越しいただき、トークイベントを連日開催します。詳細が決まり次第、公式サイトFacebookページでご紹介していきます。