東京ミッドタウン・デザインハブ 第30回企画展
GOOD DESIGN EXHIBITION 2011 -適正-

デザインは、豊かさへの「適正」な解を見出す力です。 「適正」が主題となった今年度のグッドデザイン賞では、私たちのくらしや産業、社会をより豊かなものへ導くデザインが幅広いジャンルから選ばれています。本展では審査委員会からとくに多くの支持を集めた商品や建築、プロジェクトなど、約70点を現物やパネル展示でご紹介します。

「グッドデザイン大賞」総選挙を実施!
今年度の「グッドデザイン大賞」は、2011年を象徴する「デザイン・オブ・ザ・イヤー」として、審査委員会、グッドデザイン賞受賞者、GOOD DESIGN EXHIBITION 2011来場者の投票により決定します。
投票は「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH」期間中に受け付けます。合わせて、大賞候補のデザイナーによるプレゼンテーションも開催します。
みなさまのご来場と投票をお待ちしています!

 

「グッドデザインエキシビション2011」開催によせて

いつの時代もグッドデザインを選び出すことは審査委員にとってそれほど難しいことではありません。それは審査委員が自己の好みで選ぶものではなく、客観的な立場でみんなが「いい」と感じられるもの、「よい」と思えるものを選ぼうとするからです。もののよさを分析して善し悪しを判断しようとしても、分析の要素が多岐にわたり、複雑に絡み合っていますから収拾がつきにくくなるおそれがあります。いいものには人を引きつける魅力があります。審査委員はその”引き寄せられる目に見えない力”に逆らわず、自然体で審査に臨むことで必然的によい方向に導かれていく気がします。
とはいえ、中には判断が難しいものもいくつかはあります。特にそのものがこの世に誕生したばかりで生活の中で試されていないものは、はたして将来の生活に適合していくかどうかの判断は難しく、過去の生活から未来を予測し、その価値や機能が適正であるかどうかを慎重に見極めなければなりません。あるいは今まで適正を疑わなかったモノゴトにも焦点を当て、改めてそのものの存在意義や機能を考えてみることも必要です。
昨年度は「デザインは豊かさを定義すること」というキーワードを審査委員の皆さんに提示し、豊かさの定義とは何かを考えながらその定義にあったものを選んでいただきました。そして本年度はその豊かさの定義に添って「適正であること」をキーワードとして伝え、ここで選出されたものが将来の私たちの生活に適正に溶け込んでいくであろうということを基準に審査に臨みました。
それは言うまでもなく、日本のみならず地球上のすべてが体験したと言える東日本の地震と津波による災害、そしてそれによってもたらされた原子力発電所の事故や人々の不安に起因しています。
デザインは地と図の関係のように、地が変われば図の価値も変わります。本年度は明らかにその地を見つめ直しその上に立った図のよさを見極めようとしました。
グッドデザインエキシビション2011は、その「適正」が見極められたものとして選ばれたデザインが展示されています。
本年度は、来場者にはここにあるものの中から大賞に相応しいと思われるものに一票を投じていただくことができます。生活を地として捉え、そのなかの適正な図を慎重に見極めていただきたいと思います。

2011年度グッドデザイン賞審査委員長
深澤直人

企画概要

名 称:東京ミッドタウン・デザインハブ第30回企画展
「GOOD DESIGN EXHIBITION 2011 – 適正 – 」
会 期:2011年10月3日(月)〜11月13日(日) 11:00〜19:00
休館日:10月12日(水)
入場料:無 料
主 催:東京ミッドタウン・デザインハブ
企画・運営:公益財団法人 日本デザイン振興会
会場デザイン:JTQ株式会社
グラフィックデザイン:松下 計

「2011年度グッドデザイン大賞」総選挙!
投票期間:2011年10月28日(金)〜11月6日(日) 11:00〜19:00
投票会場:インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
(東京ミッドタウン・デザインハブ内)
※ 投票は、投票会場のみでの受付となります。なお、お一人様一票のみ有効、重複投票は無効となります。
結果発表:2011年11月9日(水)

本企画展に関するお問い合わせ:
公益財団法人 日本デザイン振興会 グッドデザイン賞事務局
Tel:03-6743-3777  Fax:03-6743-3775
E-mail:info@g-mark.org