WDO 世界デザイン会議 東京2023プレイベント関連トーク
1973/1989 ICSID会議と Design Yearが残したもの
東京ミッドタウン・デザインハブ 第103回企画展 WDO 世界デザイン会議 東京2023プレイベント「Design Beyond - あたらしい世界のためのデザイン -」の関連トークイベントとして、「1973/1989 ICSID会議とDesign Yearが残したもの」 を開催します。
今年10月に日本で34年ぶりに開催される「世界デザイン会議」を前に、1973年(京都)そして1989年(名古屋)に開催された過去2回の日本での世界デザイン会議である「ICSIDデザイン会議」と、それを核に展開された 「Design Year 運動」が日本のデザインの発展に果たした役割を検証します。
1973年の会議を振り返るとともに、1989年のデザイン会議とDesign Year の啓蒙活動を担ったデザイナーや行政担当者の方々にご発言いただき、2回のICSID会議(世界デザイン会議)とDesign Yearの意義を多角的に捉え、2023年の世界デザイン会議を概観します。
コロナ禍や様々な変動を経て、これまでと異なる世界でデザインを再構築するという岐路に立ついま、1973年、1989年という世界的に転換点となった年の世界デザイン会議とその中でデザイナーが目指した未来を通して、日本のデザインの来し方行く末を考えます。
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WDO東京デザイン会議東京2023 プレイベント
「Design Beyond - あたらしい世界のためのデザイン -」関連シンポジューム
「1973/1989 ICSID会議と Design Year が残したもの」
日時:7月16日(日)14:00- 17:00 *交流会あり
会場:インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(東京ミッドタウン 5Fデザインハブ内)
形式:会場参加(定員30名)+YouTube Live
Youtube Live:
https://youtube.com/live/wUZ10P_AbgE?feature=share
お申し込みはこちら ▷ https://icsid1973-1989.peatix.com/view
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【シンポジューム趣旨】
「WDO世界デザイン会議」が、2023年10月に東京で開催されます。 WDOの前身であるICSIDが、日本で最初に開催した1973年「京都デザイン会議」から数えて50年目、また1989年に開催された「名古屋デザイン会議」からも、ほぼ35年ぶりとなります。
そこで今年の開催に先立ち、過去に 開催された2つの世界デザイン会議とそれを核に展開されたデザイン啓蒙運動 Design Year が日本のデザインの発展に果たしてきた役割を検証しておきたいと考えました。
日本は、インダストリアルデザインの効果効用をいち早く理解した国の一つです。日本に定着したインダストリアルデザインは、日本の産業的発展と生活の質的向上に大きく寄与してきましたが、その里程の中で、2回に渡る「ICSIDデザイン会議とDesign Year運動」 は、いかなる役割を果たしてきたのでしょうか。
しかし、2つのデザイン会議とそれに続く啓蒙運動は、当時の日本とそのデザインとしては強い願いや意図を込め大きなエネルギーを注ぎこんだ、画期出来なデザイン活動でした。
本シンポジューム「1973/1989 ICSID会議とDesign Yearの意義と残された課題」 は、ICSIDデザイン会議を誘致したデザイナーと、それを運動へと展開しようとし た賛同者の方々が、この会議を契機として、日本とそのデザインに何をもたらそう と考えたかをお聞きすることから始めます。そしてそこから、今日的な課題を引き出していきたと思います。
【進行(予定)】
1. 開会挨拶・趣旨
青木史郎(一般社団法人国際デザイン研究フォーラム 代表理事/元財団法人日本産業デザイン振興会 '89デザインイヤー推進事務局)
田中一雄(WDO世界デザイン会議東京2023 実行委員長)
2. 1973年と1989年、2つのICSIDデザイン会議とデザインイヤー運動の概要
黒田宏治(デザイン振興政策アーカイブ・プロジェクト/静岡文化芸術大学 名誉教授)
3. ラウンド・テーブル「1989 名古屋デザイン会議への里程」
- デザイナーからメディアへ、都市行政へ、そして地域を超えた広がりへ
藤本清春(道具学会 会長/元 株式会社GKデザイン機構 副社長)
諸星和夫(ICSID世界デザイン会議1989名古屋 実行委員長)
山村真一(株式会社コボ 会長)
西野輝一(株式会社国際デザインセンター 代表取締役社長/前名古屋市経済局長)
4. 対談 「国際化を希求した時代とデザイン」
- 通商産業省でデザイン行政を担った行政官と日本デザイン振興会の実務担当者による戦後史的視点からのデザイン会議とデザインイヤーの俯瞰
宮崎修二(元通商産業省 検査デザイン行政室長/一般社団法人高度技術社会推進機構/TEPIA顧問))
青木史郎
5. 意見交換 「今日へと引き継がれる課題」
6. 閉会・交流会
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主催・企画:一般社団法人 国際デザイン研究フォーラム+WDO世界デザイン会議東京2023実行委員会
共催:デザイン振興政策アーカイブ・プロジェクト+日本デザイン学会プロモーションデザイン研究部会+東京ミッドタウン・デザインハブ
ストラテジックパートナー:一般社団法人 デザインシップ