いろは展トークイベント「第一回 記憶のめくり方」
- 開催年:2014
武蔵野美術大学は、東京ミッドタウン内デザイン・ハブにて、第49回企画展「いろは展」を開催します。
「いろは」は、習い事の「基本」や「手順」を表す言葉として親しまれてきました。その由来となった「いろは歌」は、中世以降さまざまな文献で多様な解釈がなされ、その真意はひとつに定まるものではありません。一見、マニュアルのように受け取れる「いろは」ですが、その根底に流れる無常観にこそ、一人ひとりが予測できない現実と向き合い、生き抜いていくヒントが隠されているのではないでしょうか。本展では、各分野で独自のものづくりの道を歩んできた10人がディレクターとなり、かたちのない「いろは」について来場者とともに考える場を生み出します。