【地域×デザイン2017】地域ブランド×デザイン

東京ミッドタウン・デザインハブ 第63回企画展
地域×デザイン2017 -まちが魅えるプロジェクト-

2017年2月21日（火）16:00-19:00

テーマ：地域ブランド×デザイン

地域発の活動にもはやデザインが参画しないものはありません。しかしより高品質で継続性のあるプロジェクトにしていくためには、ブランディングの手法を取り入れ統合的な価値をつくりだし、広報力も高める必要があります。今回は地域ブランドとして成果をあげている3組のデザイナーの活動をご紹介します。

プログラム１
16:00-16:50　YUIRO「これからの日本の湯道具をつくる」
デザイナー：渡部真史、秋山かおり、福原奈津子
ブランドマネージャー：田上真由美

日本最古の湯と言われる道後温泉。2017年から開始される大規模な改修工事を前に、地域活性と温泉文化の活性を目指して、地域の職人や企業と湯道具の進化を具体化しながら「湯道具」のブランドを立ち上げたお話をお聞きします。

プログラム２
17:00-17:50　有機農業発祥の町「綾町」の魅力を100年後に伝える「aya100」　1勝99敗ーシリコンバレー流の地域ブランドのつくり方
aya100　プロデューサー　齋藤潤一

有機農業のまちとして知られる綾町の後継者不足による農業の衰退を食い止めるため、デザインの力を活用し、町の魅力をウェブや映像や写真で伝え野菜の販路を開拓。持続可能な地域づくりを目指すプロジェクト宮崎県・綾町の「aya100」。全国で地域プロデューサーとして活動する斎藤潤一氏に、愛される地域ブランド構築の手法について学びます。

プロフィール：齋藤 潤一
米国シリコンバレーのITベンチャー企業でプロダクト責任者統括ディレクターとして、全米エンドユーザー向けの携帯コンテンツの企画、制作、マーケティングに従事。アジア、中南米、英国への事業展開を行う。帰国後、コンサルティング型のWEB制作会社を創業。大手企業を中心に経済産業省、日本商工会議所、全国自治体のWEBプロモーションで多くの成果をあげる。地方企業の再生案件をきっかけに、自分のスキルを社会に還元するため、まちづくりGIFTプロジェクトを開始。世界の地域活性化事例を取材。101記事、インタビュー22記事をWebで無料公開。海外の団体との連携、行政・民間・NPOの場づくりも積極的に行なっている。

プログラム３
18:00-18:50　農業をデザインで変える-1次産業にこそ、地方にこそデザインを-
株式会社ファームステッド　阿部 岳

農家のシンボルマークは新しい時代の家紋だ。その旗印に誇りと自信が生まれます。多くの企業にマークがあるように、農業をはじめとする第1次産業にも顔となるデザインがあるべき。私たちは「地方にこそデザインを。」「第1次産業をデザインで活性化する。」というミッションのもと、 農業や地域のブランド価値を高め、発信力を高める活動をしています。デザインを使った新しい農業の姿取り組みの事例を紹介しながら、次世代の第1次産業とデザインの姿を考えます。

プロフィール：阿部 岳
株式会社ファームステッド　阿部 岳アートディレクター 北海道帯広市出身。武蔵野美術短期大学グラフィックデザイン学科卒。都内デザイン事務所勤務の後、有限会社ガクデザインを設立。 企業のCI計画や商品ブランドの構築などをメインに活動。日本各地の1次産業をデザインで活性化するため、2013年株式会社ファームステッドを設立。2008年、2012年、2013年、2014年、2016年グッドデザイン賞受賞。2011年日本パッケージデザイン大賞銅賞受賞（日本パッケージデザイン協会）。「FOODEX JAPAN」(幕張メッセ)「Tokyo Pack」（東京ビッグサイト）など講演も多数。

会場
東京ミッドタウン・デザインハブ
インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
東京都港区赤坂9-7-1　ミッドタウン・タワー5F

主催
東京ミッドタウン・デザインハブ

企画運営
日本デザイン振興会、事業構想大学院大学

参加費
無料

定員
100名（定員になり次第締め切ります）

※スケジュールや発表内容が変更されることがあリます。
※トークイベントは事前のお申し込みが必要です。
※上記以外にも連日開催の予定です。下記にて随時更新しています。

YUIRO

STUDIO BYCOLOR　代表　秋山かおり

aya100

ファームステッド

ファームステッド

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