【東京ミッドタウン・デザイン部 × FUJIFILM SQUARE】 マグナム・フォトを映画で知る会

「東京ミッドタウン・デザイン部」は、東京ミッドタウン10周年を記念してスタートした、デザインのフィルタを通して、東京ミッドタウンやその周辺を深く知り・楽しむ活動です。

今回は、東京ミッドタウン内、FUJIFILM SQUARE（フジフイルム スクエア）が、開館10周年を機に開催されている「写真の過去・現在・未来」を発信する開館記念写真展の一つ、「〜世界中に影響を与えた写真家集団〜『マグナム創設の原点』写真展」とのコラボレーション企画を実施します。
マグナム・フォト東京の小川潤子氏による展覧会ガイダンスの後、ドキュメンタリー映画：「ロバート・キャパ　Capa in Love&War」、「アンリ・カルティエ＝ブレッソン　瞬間の記憶」を鑑賞する特別企画です。

写真展「〜世界中に影響を与えた写真家集団〜『マグナム創設の原点』」について：

「〜世界中に影響を与えた写真家集団〜『マグナム創設の原点』」（2017年10月6日〜25日）は、写真が持つ記録性と芸術性で世界中に大きな影響を与えてきた世界的写真家集団の創設期を伝える写真展です。
マグナム・フォトとは、1947年、ロバート・キャパが発案し、仲間のアンリ・カルティエ＝ブレッソンたちと結成した写真家のグループで、第二次世界大戦中、報道写真家として活躍していた彼らは、独自の視点で世界を見直すことを目的にマグナムを創設しました。
折しも世の中は、大戦からの復興と、人権という新しい価値観の共有に向け大きく動き始めていました。記録することを重視し、フォトジャーナリズムの礎を築いたキャパと、瞬間を切りとることにより写真の芸術性を高めたアンリ・カルティエ＝ブレッソン。マグナムの誕生は、写真に備わる「記録」と「芸術」の二面性をひとつの組織の中で融合し、ドキュメンタリー写真の地位を揺るぎないものに確立した瞬間でもありました。
記録と芸術としての写真の力を通じてヒューマニズムに訴えるという、設立当初からのマグナムのスピリット。創設期の写真家たちによる名作を集めた本展は、改めて今の時代を考えるきっかけとなることでしょう。

[caption id="attachment_3268" align="alignleft" width="226"]

[/caption]

難民の少女　バルセロナ スペイン
1939年　ロバート・キャパ
©Robert Capa / ICP / Magnum Photos

[caption id="attachment_3267" align="alignleft" width="217"]

[/caption]

サンラザール駅裏 パリ フランス
1932年 アンリ・カルティエ＝ブレッソン
©Henri Cartier-Bresson / Magnum Photos

「〜世界中に影響を与えた写真家集団〜『マグナム創設の原点』」公式 サイトはこちら

「フジフイルムスクエア」 サイトはこちら

秋の夜、写真と映画をゆっくり楽しめるスペシャル企画です。
お見逃しなく。