Tokyo Midtown Design Hub

「にんげんをしあわせにするデザイン」セミナー&イベント



「にんげんをしあわせにするデザイン」では、会期中九州大学大学院芸術工学研究院の研究者による、展示テーマに関連するセミナーやイベントを開催いたします。


■関連イベント:サウンド☆リノベーション 〜展示楽器の即興演奏〜

日 時:
1月7日(金)17:00〜18:00(無料/事前申込み不要)
展示作品である「廃材を利用した楽器」を用いた演奏会。ご来場の方々も実際に楽器に触れていただくことができます。

■セミナー:「『聴くこと』からはじまる世界」

藤枝 守(作曲家/九州大学大学院芸術工学研究院教授)
日 時:
1月17日(月)19:00〜20:30
会 場:
九州大学・芸術工学東京サイト(デザインハブ内)
対象:一般/参加費:無料
20世紀以降、視覚が優先される生活や文化の営みが展開するなか、?「聴くこと」に着目することでどのように日常が違って感じられるのか。金沢21世紀美術館やICCギャラリーでのサウンド・インスタレーションや、?簡単なワークショップを通じて、「聴くこと」からはじまる世界に触れてみましょう。

■セミナー:「人に優しいデザイン」

佐藤 優(視覚記号、サイン・景観/九州大学大学院芸術工学研究院教授)
日 時:
1月18日(火)19:00〜20:30
会 場:
デザインハブ・インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
対象:一般/参加費:無料

■セミナー:「杉材との新しいつきあい方」

綿貫 茂喜(感性科学・生理人類学/九州大学大学院芸術工学研究院教授)
日 時:
1月19日(水)19:00〜20:30
会 場:
九州大学・芸術工学東京サイト(デザインハブ内)
対象:一般/参加費:無料
杉材は、私たちに親しみのある材料ですが、最近はその需要が減少しています。?
その原因の一つとして、杉材が人間にどのような生理的効果を与えるのかという客観的な事実が明らかにされていないということがあります。?
当研究室では、木材の揮発成分や光の吸収特性と生理反応との関係から、杉材の生理的効果を検討しています。?
その結果、杉材は生理的に良い効果を与えるようです。
杉材を適切に利用することで、健康な生活が得られると思われます。

■セミナー:「インタラクションデザインで心をくすぐる」

富松 潔(インタラクションデザイン/九州大学大学院芸術工学研究院教授)
日 時:
1月21日(金)19:00〜20:30
会 場:
九デザインハブ・インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
対象:一般/参加費:無料
─人間の特性にあったインタラクションモデル─??

マーク・ワイザーの論文「デザイニングカームテクノロジー」では、大量複雑なハイテクシステムの情報提示をユーザが今必要な情報に気づき?注意を集中させるようなデザインが提案されています。
?「カームテクノロジー」は人間の特性にあったインタラクションモデルをシステムに適用させる提案ででした。
ドナルド・A・ノーマンは「注意の周辺と中心モデル」「馬と御者のモデル」?「沸騰やかんモデル」「オランダの自転車と歩行者モデル」として解説しています。

富松研究室では「解釈をゆさぶるモデル──主観座標系モデル」としてOLE Coordinate Systemを紹介します。このモデルはユーザの興味、好奇心に繋がり、?複雑な操作のモチベーションに繋がっています。無限回廊、無限回廊2?
「身体接触を用いたインタラクションモデル──Freqtric Project」は親密な?コミュニケーションを誘発しています。?
「形状記憶合金を用いた3次元モーションディスプレイ──ひまわり、テンタクルズ」は草木のなびきや、イソギンチャクの触手のような「動き」のディスプレイを?提案しています。

■ギャラリートーク

片山 雅史(九州大学大学院芸術工学研究院准教授)
日 時:
1月23日(金)15:00〜
会 場:
東京ミッドタウン・デザインハブ
対象:一般/参加費:無料
今回の企画展で片山先生が展示している「僕たちはみんな繋がっている。そしていつまでも続く」生命の家プロジェクト、千の螺旋ハウスなどについてお話いたします。

■セミナー:「照明でオフィスワークとナイトライフをしあわせに!」

安河内 朗(生理人類学、人間工学/九州大学大学院芸術工学研究院教授)
日 時:
1月28日(金)19:00〜20:30
会 場:
九州大学・芸術工学東京サイト(デザインハブ内)
対象:一般/参加費:無料
人類史の大半を占める狩猟採集生活の環境に適応した私たちのからだが当時とは?  全く異なる人工環境下に身を曝していることを背景に、照明のヒトへ与える非視覚的影響について考え、オフィスワークとナイトライフの照明のあり方を提案します。

従来の照明研究は視認性や明るさ感、快適感といった心理的評価が主でしたが、ここでは心理とは独立して働く光の非視覚的影響について考えます。

※上記セミナーにつきましてはお申込不要です。どうぞお気軽にご参加ください。また、下記アドレスまでお名前、ご希望のセミナー名、人数をご連絡いただければ、お席を確保いたします。

 

●セミナーに関するお問合せ

 

九州大学・芸術工学東京サイト (担当:津留/照井)
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F デザインハブ内
TEL. 03-3408-9920 FAX. 03-3408-9921
E-mail:g-parn@design.kyushu-u.ac.jp
http://www.design.kyushu-u.ac.jp/g-parn