地域×デザイン2018 -まちとまちをつなぐプロジェクト-
【地域×デザイン2018】地方都市×働く Part2 広島からブランドを発信／理想の瀬戸内生活を手に入れるまで
- 開催年：2018
企画展「地域×デザイン2018」では、地域の特色を活かした活動や、先進的取り組みを行う地域のキーマンや自治体のリーダーにお越しいただき、トークイベントを連日開催します。
日時
2018年3月2日（金）18:00-20:50
テーマ
地方都市×働く Part2 広島からブランドを発信／理想の瀬戸内生活を手に入れるまで
プログラム1
18:00-18:50 １００年ブランド」の生きる道
株式会社三宅本店 代表取締役社長 三宅清嗣
広島県呉市の酒蔵「三宅本店」は、創業１６０年を超える老舗であり、主力ブランド「千福」は1916年から100年以上の歴史を持つ。かつては醸造量日本一を誇った名門酒蔵だが、日本酒離れという社会的な流れに苦しんでいた。100年を超えたことでイメージが古くなってしまっていた「千福」のリブランディングを図った。内助の功をたたえるため母と妻の名から一文字ずつとって「千福」と名付けたというストーリーを、新しいものとして仕掛けた。夫婦の物語を表現するために、15年ぶりにテレビＣＭも仕掛けた。また、若手社員を企画の中心に抜擢し、奇抜な商品も販売した。伝統と信頼のある蔵だからこその意外性が受けた。業績は回復傾向にあり、活気が戻った蔵の雰囲気を反映するかのように、１月には第59回全国カタログ展で、最高賞「経済産業大臣賞」を受賞した。
プロフィール：三宅清嗣
1959年、広島県呉市出身。38歳の時に、創業160年を超える酒メーカー・三宅本店の６代目代表に就任。20年にわたり、老舗を引っ張るとともに、広島県酒造組合会長も務める。エグゼクティブプロデューサーとして監修した「三宅本店創業160周年記念ビジュアルブック」がこのほど、第59回全国カタログ展で最高賞にあたる「経済産業大臣賞」を受賞した。
プログラム2
19:00-19:50 瀬戸内で生まれている社会課題を事業に変えるチャンス
瀬戸内隠れ家リゾートCiela 代表 高掛智朗
社会課題を事業を通じて解決する事を目的とした、一棟貸しの滞在施設「瀬戸内隠れ家リゾートCiela」。 観光を基盤とし、いま瀬戸内で生まれている社会課題を事業に変えるチャンス、新たに取り組むプロジェクトの内容、東京のIT企業から地方へ移住した後の収入の変遷など、地域での仕事に関わるポイントを、実体験を元にご紹介したいと思います。
プロフィール：高掛智朗
瀬戸内を魅力的な空間に生まれ変わらせることを目的に、広島県尾道市で活動中。2015年12月、瀬戸内の旬の食材を使った究極のレシピを会員で開発する瀬戸内美食倶楽部を発足。2016年1月、尾道市百島に瀬戸内隠れ家リゾートCielaオープン。せとうちDMOにて瀬戸内Finder、SETOUCHI REFLECTION TRIPなど日本国内、インバウンド向けメディアに従事。
プログラム3
20:00-20:50 “日本酒を日常へ”プロジェクトアイデアソン ～試飲あり～
三宅本店
ピーク時には170万㎘を超えていた日本酒の国内出荷量は、他のアルコール飲料との競合などにより、現在は60万㎘を割り込む水準まで減少。日本酒を飲食店含め日常に楽しんでもらうための事業展開を検討している中、事業プロデュース、サービスプロデュース面からアイデアソンを実施します。ブランディングおよびマーケティング面からブランド拡散プロジェクトにアイデアを持ち寄り、自身のスキルを試してみませんか。最優秀賞に選ばれたアイデアに対しては、副業／プロボノ含め個別に事業に参画して頂く枠をご相談させて頂きます。
プロフィール：三宅本店
「千福一杯いかがです～♪」でおなじみの三宅本店は、安政3年（1856）に創業、今年161年目を迎えます。千福の名前の由来は、初代三宅清兵衛が、女性の内助の功を称え、母「フク」妻「千登（チト）」の名をとり酒銘と致しました。「百年、大事な女（ひと）を想い続けた酒」でございます。また、戦艦大和に納品され、海軍御用達のお酒として全国に広まり、海軍からは赤道を越えても品質が劣化しないという証明書を表彰され、当時から品質には力を入れてまいりました。皆様に愛されるお酒を常に提供させて頂くために、日々精進して参ります。
（参考URL）
https://www.glocaltimes.jp/company/1646
https://www.glocaltimes.jp/company/1656
本イベントは「SELF TURN week」の一貫で開催します。
※SELF TURN（セルフターン）とは、「『働き方＝生き方』と捉え、自分自身(oneself)の可能性を最大限に生かせる仕事を探すこと」であり、日本人材機構が提唱している考え方です。
SELF TURNの概要はコチラ。
会場
東京ミッドタウン・デザインハブ
インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F
主催
東京ミッドタウン・デザインハブ
企画運営
公益財団法人日本デザイン振興会、学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学
参加費
無料
定員
100名（定員になり次第締め切ります）
企画展会期
2018年2月23日（金）〜 3月11日（日）11:00〜19:00 会期中無休
※スケジュールや発表内容が変更されることがあリます。
※トークイベントは事前のお申し込みが必要です。
※上記以外にも連日開催の予定です。下記にて随時更新しています。