東京ミッドタウン・デザインハブ第78回企画展
「AIと共創するグラフィックデザイン」シンポジウム
- 開催年:2019
- 企画:日本グラフィックデザイン協会
企画展「AIと共創するグラフィックデザイン」の関連企画として、シンポジウムを開催します。グラフィックデザインとAI(人工知能)との共創には、どのような可能性があるのか。AIとデザインの関係について議論を深める場として、シンポジウムを開催します。
※トーク1、トーク2、レセプションまでご参加いただけます。
[caption id="attachment_4571" align="aligncenter" width="462"] デザイン:小笠原裕子[/caption]
シンポジウムの様子
■シンポジウム・レセプション
日時 :2019年3月17日(日)14:00-19:00(受付開始/13:30)
会場 :東京ミッドタウン・デザインハブ
スケジュール(予定):
14:00-15:30 トーク1 ゲスト3名x各30分
15:45-16:45 トーク2 トークセッション
17:15-19:00 レセプション
ゲスト:岩本 祟(アドビ システムズ株式会社)、徳井直生(株式会社Qosmo)、迎山和司(公立はこだて未来大学教授)
進行:永原康史(JAGDAインターネット委員会委員長/多摩美術大学教授)、田中良治(JAGDAインターネット委員会副委員長/Semitransparent Design)
定員 :100名(要申込/定員になり次第締切)
参加費:一般/1000円
学生/500円
JAGDA会員・フレンドメンバー/無料
プロフィール(敬称略・順不同)
岩本 崇(Takashi Iwamoto)
2004年にアドビに入社。Illustrator、InDesignなどのデザインツールを担当。一貫して広くデザイン、印刷市場へ最新製品を訴求。さらに近年ではフォント市場に向けた製品Adobe Fontsやグラフィックデザイナー向けの3Dツール、Dimensionにも注力している。セミナーや講演も少なくなく、本人曰くわかりやすい説明を信条としている。
徳井直生(Nao Tokui)
2009年に(株)Qosmoを設立。Computational Creativity and BeyondをモットーにAIと人の共生による創造性の拡張の可能性を模索。近作にAIを用いた インスタレーション作品群やブライアン・イーノのミュージックビデオの制作など。また、AI DJプロジェクトと題し、AIのDJと自分が一曲ずつかけあうスタイルでのDJパフォーマンスを国内外で続けている。 東京大学 工学系研究科 電子工学専攻 博士課程修了。工学博士。2019年4月より、慶応義塾大学メディア・政策研究科准教授(SFC)を兼務。
迎山和司(Kazushi Mukaiyama)
公立はこだて未来大学システム情報科学部教授。博士(美術)。京都市立芸術大学大学院(後期)課程メディア・アート領域課程修了。1998年より2年間、客員芸術家としてカリフォルニア大学サンディエゴ校芸術電算研究所(現アーサー・C・クラーク・センター)に滞在。2000年、プリ・アルスエレクトロニカ.net部門入賞。2011年、サンパウロFILE2011選出。2016年、パリ東大学マルヌ=ラ=ヴァレ校IMAC招待講師。創造行為の情報処理に興味を持ち、人工知能に絵を描かせることなどを通して、人間の認知的特性を調査し発表している。芸術科学会、人工知能学会、情報処理学会各会員。
永原康史(Yasuhito Nagahara)
グラフィックデザイナー。多摩美術大学情報デザイン学科教授。電子メディアや展覧会のプロジェクトも手がけメディア横断的なデザインを推進している。2005年愛知万博「サイバー日本館」、2008年スペイン・サラゴサ万博日本館サイトのアートディレクターを歴任。著書に『インフォグラフィックスの潮流』、『デザインの風景』、『デザイン・ウィズ・コンピュータ』など。監訳にジョセフ・アルバース『配色の設計』などがある。
田中良治(Ryoji Tanaka)
1975年三重県生まれ。同志社大学工学部/岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー卒業。2003年にセミトランスペアレント・デザイン設立。ウェブサイトの企画・制作から作品展示までを行う。おもな活動に「tFont/fTime」(YCAM)、「セミトラ」展(クリエイションギャラリーG8)、「退屈」展(ggg)や「光るグラフィック」展(クリエイションギャラリーG8)の企画がある。2015年にJAGDA新人賞受賞。