Tokyo Midtown Design Hub

リエゾンセンター・ライブラリーのブックイベント#01

「記録がもたらす質量 -グッドデザイン賞年鑑のブックディレクション」by 松下 計 + 室賀清徳



「リエゾンセンター・ライブラリー」は、東京ミッドタウン・デザインハブ内にオープンした不定期のデザインライブラリー。
過去と現在と未来を、街と人を、デザインでさまざな領域を「つなげる」がテーマのデザイン×ブックライブラリーです。
ライブラリー情報はこちらから。リエゾンセンターライブラリーでは、今後「デザインと本」に関するイベントを開催していきます。

 

今回は、記念すべきライブラリーのオープニングイベント。
本ライブラリーを運営する日本デザイン振興会が刊行するグッドデザイン賞の受賞年鑑 [イヤーブック] を題材に、デザインを手がけた松下 計氏と、室賀清徳氏によるトークセッションを開催します!

 

 

『堂々とした、デザインの記録伝承の媒体』として2010年度に新しい体裁へ生まれ変わったグッドデザイン賞年鑑。
以来、10年間にわたり基本的な成り立ちを維持しながら毎年発刊されてきた本書は、紙媒体の存在感が薄れゆく状況下においても、受賞デザインの価値を明瞭に記し伝えるためのクオリティ・メディアとしての地歩を築いてきました。
本書のコンセプトに基づきブックデザインを手がけた松下計氏が、デザインの記録と継承のための書籍像について、変容し続けるデザインをとどめ伝えていくことの意義などを、編集者の室賀清徳氏とともに語ります。


開催概要

日程:
2019年5月24日(金)
18:00 開場
18:30〜20:00 トーク+質疑応答
20:00〜20:30 リエゾンセンター・ライブラリーお披露目&簡単な交流会を開催

会場:
東京ミッドタウン・デザインハブ内
インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(ミッドタウン・タワー5F)

参加無料・要申込み
ドリンク提供あり
定員:60名

お申し込みはこちらから

ゲスト:
松下 計氏 グラフィックデザイナー/アートディレクター(グッドデザイン賞年鑑 デザイナー)
室賀清徳氏 編集者
進行:秋元淳 (JDP)

<おもなトークのテーマ>
・グッドデザイン賞年鑑のデザインの意図、特徴的なディテール
・デザインという「定着」と「変移」を伴う対象をいかに記録するか、そのための「情報の器」としてのブックのあり方とは
・ビジュアルの役割、テキストの役割
・変化するデザイン・概念や理念の表出としてのデザインをどのように表し、留められるのか?