【リエゾンセンター・ライブラリーのブックイベント】
『人と空間が生きる音デザイン』発刊記念 小松正史氏 x 室野愛子氏「公共空間が《音》をまとう 〜音デザインの現場から〜」
- 開催年:2020
- 企画:リエゾンセンター・ライブラリー
リエゾンセンター・ライブラリーは、東京ミッドタウン・デザインハブ内にオープンした不定期のデザインライブラリー。オンラインでご参加いただけるブックイベントを開催いたします。
2020年5月に出版された『人と空間が生きる音デザイン 12の場所、12の物語』(昭和堂)の著者で、音環境デザイナーの小松正史さんと、本書にも音デザインの事例として取り上げられている耳原総合病院でチーフ・アートディレクターを務める室野愛子さんをお招きして、私たちが音をどう感じているか、環境をデザインする「音」の作り方など、具体例を交えてお話しいただきます。
実際に小松さんが作曲された音源もご紹介いただく予定です。普段あまり気づいていない、音による「居心地」の作り方を教えていただきます。
書籍紹介:
『人と空間が生きる音デザイン 12の場所、12の物語』 昭和堂
身の回りの音に敏感になることで五感が開き、さらに音のデザインを加えることで身近な空間がより豊かになる。
音環境デザイナーである筆者が、ミュージアム、病院、鉄道、世界遺産などで行った音によるリノベーション/音とのコラボレーション12事例をドキュメンタリータッチで紹介。
カフェやショップ、オフィスなどにも応用でき、いますぐ取り組めるツールキット付き。
糸井重里氏推薦。朝日新聞・読売新聞・読売新聞など各紙でも話題の一冊。
【開催概要】
2020年9月10日(土) 19:30-21:00 zoom 開場 19:20-
【参加費】無料
【講師】
小松正史(こまつ・まさふみ)氏
環境音楽家・ピアニスト・音育家・博士(工学) 。
京都精華大学教授。京都芸術大学客員教授。
京都府生まれ。専門は、音響心理学とサウンドスケープ論。環境音楽を制作。公共空間の音環境デザインを行う。CDアルバム多数。
主著に『人と空間が生きる音デザイン』、『耳トレ!』シリーズがある。
小松正史ウェブサイト:http://www.nekomatsu.net
室野愛子(むろの・あいこ)氏
耳原総合病院(大阪府・堺市)チーフ・アートディレクター
NPO法人アーツプロジェクト理事
京都府宇治市に生まれ育つ。
京都造形芸術大学 芸術学部 情報デザイン学科卒(芸術学士)
2004年よりNPOに入会、様々な医療福祉施設でのホスピタルアートに携わる。
2009年に同NPO法人「アーツプロジェクト」理事に就任。
2013年に社会医療法人 同仁会 耳原総合病院のアートディレクターに就任。
2018年から現職。院内外での文化芸術を企画運営する。
【聞き手】
松井久見子 氏
学術出版 昭和堂 編集部