【リエゾンセンター・ライブラリーのブックイベント】
『デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―』発刊記念 著者・海老田大五朗氏と、ラグーナ出版・川畑善博氏にきく 転回するデザイン 障害者福祉の学術出版はどのように設計されたか?
- 開催年:2020
- 企画:リエゾンセンター・ライブラリー
- タグ:ライブラリーオンライン配信
リエゾンセンター・ライブラリーは、東京ミッドタウン・デザインハブ内にオープンした不定期のデザインライブラリー。オンラインでご参加いただけるブックイベントを開催いたします。
今回は、2020年4月にラグーナ出版から刊行された『デザインから考える障害者福祉 - ミシンと砂時計 - 』をご紹介します。
調査から見出した、あらゆる人が能力を生かして働ける環境をデザインする「実践的な論理」について、著者の海老田大五朗氏と、本書の出版元であり、出版社であると同時に精神障がいを抱える人々が働くことで回復をはかれる職場づくりを目指した就労継続支援A型事業所であるラグーナ出版の代表取締役社長川畑善博氏にお話を伺います。
書籍紹介:
『デザインから考える障害者福祉 - ミシンと砂時計 -』
「すでにデザインされた世界と、いまだデザインされていない世界がある」
障害者とその家族・地域とのかかわり、作業空間と時間、道具、組織・・・
著者自らが、「障害者と働く現場」の声を拾い上げ、「実践的な論理」を記述していく。
不可能と思われていたことを可能にしたデザインとは?
共生社会の実現を目指すこれからの障害者雇用、教育、社会福祉を志す人、必読の書。
【開催概要】
日時:2020年9月17日(木) 19:30-21:00 zoom 開場 19:20-
料金:無料
【講師】
海老田大五朗 (えびた だいごろう)氏
1975年宮城県仙台市生まれ。
成城大学大学院文学研究科コミュニケーション学専攻博士課程後期単位取得退学、博士(文学)。現職は、新潟青陵大学福祉心理学部社会福祉学科 准教授。専攻はエスノメソドロジー、保健医療社会学。
主な著書に『概念分析の社会学2―実践の社会的論理』(共著、ナカニシヤ出版、2016年)、『ワークプレイス・スタディーズ―はたらくことのエスノメソドロジー』(共著、ハーベスト社、2017年)、『コミュニティビジネスで拓く地域と福祉』(共編著、ナカニシヤ出版、2018年)、『柔道整復の社会学的記述』(勁草書房、2018年)など。
川畑善博 (かわばた よしひろ)氏
株式会社ラグーナ出版 代表取締役
1968年鹿児島県出水市生まれ。1991年法政大学文学部英米文学科卒業。1992年東京にて出版社に勤務。
1998年鹿児島に帰省し、精神保健福祉士として精神科病院、SST、デイケアに従事。
2008年(株)ラグーナ出版を設立。代表取締役社長。同社にて就労継続支援A型事業、自立訓練事業を行っている。