Tokyo Midtown Design Hub

リエゾンセンター ・ライブラリーのブックイベント

『Tired Of』創刊号 「ちゃんとしなくていい路上。」発売記念トークイベント「路上と遊びの関係を考える」



 

リエゾンセンター・ライブラリーは、東京ミッドタウン・デザインハブ内にオープンした不定期のデザインライブラリーです。
今回は、遊びの居場所を耕す雑誌『Tired Of』の創刊特集「ちゃんとしなくていい路上。」より、「路上」をテーマにトークします。

外出自粛が続いた2020年、路上は最も身近な息抜きの空間となり、行きづらくなった遠方へと繋がる空間として、それ以前とは違う意味合いをもつ場所になりました。

かつては生活やあそびの場でもあった「路上」を、改めてもっと人間的なゆたかな場所にするための様々な試みについて、『Tired Of』編集長の渡辺 龍彦氏、パブリックスペースの研究者でありその活用の実践者でもある泉山塁威氏、建築や都市についての様々な批評や論考を発表されている建築家・デザイナーの浅子佳英氏と共に考えます。

 

【書籍紹介】

『Tired Of』創刊号 「ちゃんとしなくていい路上。」
レーベル:遊と暇 | 2021年1月
¥2,200(税込) ※B5判型、本文160ページの中綴じ製本

コンセプトは遊びの居場所を耕す雑誌。
この世界に、街に、生活に、心の中に、もうすこしばかりの「遊び」が生まれることを願って、あらゆる視点で「遊び」を捉えなおしていくための企画をあつめています。
創刊号特集は、「ちゃんとしなくていい路上。」。誰にとっても一番身近な公共空間である路上は、遠出が制限された2020年の私たちにとって、とても大切な空間でした。
そんな空間のあり方を、国内外、様々な分野の人々と一緒に考えていきます。


【開催概要】

日時:2021年3月3日(水) 19:30-21:00 *zoom開場 19:25

実施方法:オンライン配信(ZOOM/YoutubeLive)

参加費:無料

お申し込みはこちら

【講師】

泉山塁威|Rui IZUMIYAMA
都市戦術家 ・日本大学理工学部建築学科 助教・一般社団法人ソトノバ共同代表理事 /編集長・
一般社団法人エリアマネジメントラボ共同代表理事/PlacemakingX Regional Network Leader, Japan

1984年北海道札幌市生まれ/日本大学大学院理工学研究科不動産科学専攻博士前期課程修了/明治大学大学院理工学研究科建築学専攻博士後期課程修了/博士(工学)/認定准都市プランナー/アルキメディア設計研究所、明治大学理工学部建築学科助手、同助教、東京大学先端科学技術研究センター助教などを経て、2020年4月より現職。
専門は、都市経営、エリアマネジメント、パブリックスペース。タクティカル・アーバニズムやプレイスメイキングなど、パブリックスペース活用の制度、社会実験、アクティビティ調査、プロセス、仕組みを研究・実践・人材育成・情報発信に携わる。
主な著書に、「楽しい公共空間をつくるレシピ」(共著,ユウブックス,2020年),「ストリートデザイン・マネジメント」(共著、学芸出版社、2019年)など

 

渡辺龍彦|Tatsuhiko WATANABE
『Tired Of』編集長。レーベル 遊と暇代表。

1987年生まれ。
2010年:慶應義塾大学環境情報学部卒、株式会社LITALICO入社。障害者(児)福祉施設のマネジメントを経て、子育てメディア「Conobie」編集長。
2019年:同社退職と同時に東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻入学。出版レーベル「遊と暇」設立。

 

浅子佳英|Yoshihide ASAKO
PRINT AND BUILD 代表 http://yoshihideasaco.com

1972年神戸市生まれ、建築・インテリアデザイン事務所を経て、2010年東浩紀と共に合同会社コンテクチュアズ(現ゲンロン)設立、思想地図βvol.1、vol.2出版後退社。商業空間を通した都市のリサーチ、批評、設計活動を行う。
著書に「TOKYOインテリアツアー」(安藤僚子との共著)。
主な論考に「コム・デ・ギャルソンのインテリアデザイン」(『思想地図β』Vol.1所収)など。
主な作品に「gray」。八戸市美術館(西澤徹夫建築事務所との共同設計)。