【リエゾンセンター・ライブラリーのブックイベント】
「日本列島回復論 : この国で生き続けるために」「ひとの住処 1964-2020」著者対談:「人の住処の回復論」井上 岳一 × 隈 研吾

リエゾンセンター・ライブラリーは、東京ミッドタウン・デザインハブ内にオープンした不定期のデザインライブラリーです。

今回は、共に新潮社から「日本列島回復論 : この国で生き続けるために」「ひとの住処 1964-2020」を上梓された、井上岳一氏、隈研吾氏による著書対談を『人の住処の回復論』と題してオンラインにて開催します。
それぞれの書籍の内容に加え、共通する問題提起である、20世紀の産業資本主義・金融資本主義の結果である現在の人の住処、また地域のくらしをどう回復させるのかをテーマに、両書の著者による対談をお送りします。

 

【書籍紹介】


日本列島回復論―この国で生き続けるために―
井上岳一/著
新潮社|2019/10/24
定価1,540円(税込)※四六判変型・303頁
日本列島を根本から理解すると見えてくる、その凄まじいまでのポテンシャル。驚異の近代化、数々の復興の原動力となった「国土」と「地方」は、いま再び、未来に不安を抱きつつある私たちを救ってくれるのか。自然、歴史、コミュニティ、テクノロジーを総動員して構築する、全く新しいSDGs、イノベーションの思想。

 


ひとの住処―1964-2020―
隈研吾/著
新潮社|2020/02/15
定価 814円(税込)※新潮新書・206頁
1964年、横浜・大倉山の“ボロい家”に育ち、田園調布に通いながら丹下健三に目を剥き、建築家を志す。無事にその道を進みニューヨークへ。帰国後のバブル崩壊で大借金を背負い、10年間東京で干される間に地方各地で培ったのは、工業化社会の後に来るべき「緑」と共生する次の建築だった。そして2020年、集大成とも言える国立競技場で五輪が開催される――自分史を軸に人間と建築の関係を巨視的に捉えた圧巻の一冊。

【開催概要】

日時:2021年7月9日(金) 19:30-21:00 *zoom開場 19:25

実施方法:ZOOMウェビナー(チャット/Q&A機能 利用可能)+YouTubeLive(視聴のみ)

参加費:無料

お申し込みはこちら

【ゲストのご紹介】

井上岳一/日本総合研究所
神奈川県生まれ。東京大学農学部、Yale大学大学院卒業。林野庁からCassina IXCをへて、2003年から日本総合研究所で企業変革や地域事業に従事。「森のように多様で持続可能な生態系」を目指して、古来より受け継がれる伝統文化と最先端のデジタル技術を組み合わせ、人口減少時代の地域作りに勤しんでいる。著作に『日本列島回復論』(新朝選書)、共著に『MaaS』『Beyond MaaS』(共に日経BP)等がある。内閣府規制改革会議専門委員。東京藝術大学非常勤講師、 Good Design Marunouchi「山水郷のデザイン」展 ディレクター。


(c)JDP.C.Carbonne
隈研吾/建築家
1954年生。1990年、隈研吾建築都市設計事務所設立。慶應義塾大学教授、東京大学教授を経て、現在、東京大学特別教授・名誉教授。国内外で多数のプロジェクトが進行中。国立競技場の設計にも携わった。主な著書に『点・線・面』(岩波書店)、『ひとの住処』(新潮新書)、『負ける建築』(岩波書店)、『自然な建築』、『小さな建築』(岩波新書)、他多数。

MOTOKO/写真家
1966年大阪生まれ。大阪芸大美術学科卒。1996年写真家として東京でキャリアをスタート。
音楽や広告の分野で活躍する傍ら、作品集を発表。2006年より日本の地方のフィールドワークを開始。
滋賀県の農村をテーマとする「田園ドリーム」。2013年香川県小豆島在住の7人の女性のカメラチーム「小豆島カメラ」を立ち上げる。以降、“地域と写真” をテーマに「ローカルフォト」という新しい概念で長崎県東彼杵市、静岡県下田市などで写真によるまちづくり事業を実施。
主な事業に「長浜ローカルフォトアカデミー」、愛知県岡崎市「岡崎カメラ」神奈川県真鶴町「真鶴半島イトナミ美術館」など。展覧会は「田園ドリーム2018』(オリンパスギャラリー東京)、「田園ドリーム」(銀座ニコンサロン 2012)、小豆島の顔 (2013 小豆島2013)、作品集に「Day Light」(ピエブックス)「京都」(プチグラパブリッシング) ほか。