Tokyo Midtown Design Hub

リエゾンセンター・ライブラリーのブックイベント

「サーキュラーエコノミー実践に探る山水郷の未来」安居 昭博 × 井上岳一



「リエゾンセンター・ライブラリー」は、東京ミッドタウン・デザインハブ内に月10日ほどオープンするデザインライブラリー。
「リエゾンセンター・ライブラリーのブックイベント」として、ライブラリーに届いたデザインに関する新刊本の著者の方などをゲストにお迎えし、書籍やそのテーマを深掘りするオンライン・トークを開催しています。

今回は、2021年6月に学芸出版社から『サーキュラーエコノミー実践 ーオランダに探るビジネスモデル』を上梓された安居昭博さんと、『日本列島回復論』の著者、井上岳一さんによる、"サーキュラーエコノミー"を巡るディスカッションをお送りします。

井上さんは、著書の中で、自然の恵み豊かで人が長く暮らしてきた地域のことを山水郷と呼び、山水郷こそが持続可能で生き心地の良い社会のモデルになると説いてきました。一方の安居さんは、オランダでの研究成果をもとに、日本各地でサーキュラーエコノミーを広げるための実践を行っています。
本トークでは、国内外の事例を参照しながら、自然と人の恵み豊かな日本ならではのサーキュラーエコノミーのあり方について考えてゆきます。

 

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「サーキュラーエコノミー実践に探る山水郷の未来」
安居 昭博 × 井上岳一

 

2022年1月19日(水) 19:00-20:30 *zoom開場 18:55
ZOOMウェビナー(チャット/Q&A機能 利用可能)

 

下記のリンクをクリックしてウェビナーに参加してください:

https://us06web.zoom.us/j/82269619683?pwd=VTdjOCtoSzJ0VUJTTlBIWm0zclNGQT09
パスコード:CircularJP

 

YouTube Live(視聴のみ)
https://youtu.be/XNy8yYDqMes

 

お申し込みはこちら
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【ゲストのご紹介】

安居昭博(やすい あきひろ)
サーキュラーエコノミー研究家 / サスティナブル・ビジネスアドバイザー / 映像クリエイター

1988年12月12日生まれ。東京都練馬区出身。Circular Initiatives&Partners代表。
世界経済フォーラムGlobal Future Council on Japanメンバー。ドイツ・キール大学「Sustainability, Society and the Environment」修士課程卒業。2021年6月「サーキュラーエコノミー実践 ーオランダに探るビジネスモデル(学芸出版社)」出版。2021年、日本各地でのサーキュラーエコノミー実践と理論の普及が高く評価され、「青年版国民栄誉賞(TOYP2021)」にて「内閣総理大臣奨励賞(グランプリ)」受賞。

サーキュラーエコノミー研究家 / サスティナブル・ビジネスアドバイザー / 映像クリエイター。アムステルダムを拠点に50を超える関係省庁・企業・自治体に向けオランダでの視察イベントを開催、これまで200社以上への講演会を開き日本へサーキュラーエコノミーを紹介してきた。2021年より京都在住。複数の企業へアドバイザー・外部顧問として参画。「トニーズ・チョコロンリー (Tony’s Chocolonely)」を初めとしオランダ企業の日本進出プロジェクトにも参画し、日本とヨーロッパ間でのサーキュラーエコノミー分野の橋渡し役を務める。

2015年よりドイツのサスティナブルウェブマガジンYooweedoo / FUNKENZEITにて映像制作 / 写真撮影 / 英語・ドイツ語でのインタビュアーを担当後、2019年よりアムステルダムへ活動拠点を移す。2015年ベルリンの難民支援プロジェクトThe Hutto Projectへ映像ディレクターとして参加。ドイツ・キール大学マスタープログラム「Sustainability, Society and the Environment」に在学中の2016年にはドイツと日本での持続可能な社会への功績が認められ、ドイツ緑の党の財団Heinrich-Böll-Stiftungの奨学生に日本人で唯一選抜される。2017年にベルリンで手掛けた「賞味期限切れ・廃棄食品だけを販売するスタートアップ」SirPlusの公式プロモーション映像は世界中で視聴され一躍話題となる。Slow Food Japan / Germanyでも映像制作・写真撮影を通じ、地産地消や有機農業を広める活動に従事。

ANA国際線機内の「SDGsチャンネル」にて制作映像配信。日テレNEWS24「the SOCIAL」サーキュラーエコノミー研究家としてゲスト出演。J-WAVE「Diamond head ETHICAL WAVE」協力。黒川温泉サーキュラーエコノミー・アドバイザー。YAMAP循環デザインアドバイザー。2019年日経ビジネススクール x ETIC『SDGs時代の新規事業&起業力養成講座 ~資源循環から考えるサスティナブルなまちづくり~』講師。2019年には映像制作の活動が高く評価され「SDGs Creative Award 2019」にて特別賞を受賞。「サステナアワード2020」にて「環境省環境経済課長賞」を受賞。

<著書紹介>

サーキュラーエコノミー実践 オランダに探るビジネスモデル
安居昭博/著
学芸出版社|2021/7/1
定価 本体2400円+税 ※四六・256頁

日蘭17実践から見えてきた、これからのビジネスチャンス デジタルテクノロジー、インフラ、建築、フード、アパレル等、官民一体で先進的サーキュラーエコノミーへ移行するオランダ。
廃棄を出さない仕組みづくりは、経済効果・環境負荷軽減・リスク管理等を同時に達成する手法として世界の注目を集める。欧州5年間と国内調査による日蘭17事例で見えてきた、大きなビジネスチャンス

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井上 岳一(いのうえ たけかず)
山水郷ディレクター/日本総合研究所シニアスペシャリスト

神奈川県生まれ。東京大学農学部、Yale大学大学院卒業。林野庁からCassina IXCをへて、2003年から日本総合研究所。「森のように多様で持続可能な地域社会のデザイン」を目指して、古来より受け継がれる伝統文化とデジタル技術など新しい技術を組み合わせた地域づくりの研究・実践を行っている。著書に『日本列島回復論』(新朝選書)、共著書に『MaaS』『Beyond MaaS』(共に日経BP)等がある。内閣府規制改革推進会議専門委員。東京藝術大学非常勤講師。Good Design Marunouchi「山水郷のデザイン」展&「山水郷チャンネル」 ディレクター。南相馬市復興アドバイザー。

<書籍紹介>

日本列島回復論―この国で生き続けるために―
井上岳一/著
新潮社|2019/10/24
定価1,540円(税込)※四六判変型・303頁

日本列島を根本から理解すると見えてくる、その凄まじいまでのポテンシャル。驚異の近代化、数々の復興の原動力となった「国土」と「地方」は、いま再び、未来に不安を抱きつつある私たちを救ってくれるのか。自然、歴史、コミュニティ、テクノロジーを総動員して構築する、全く新しいSDGs、イノベーションの思想。