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TUB 第15回企画展「ゴミーー我々はこれからゴミ問題をどうデザインすべきなのか?」トーク&意見交換会 vol.02



多摩美術大学 TUBにて2022年3〜4月に開催した第15回企画展「ゴミーー我々はこれからゴミ問題をどうデザインすべきなのか?展」では、ゴミ問題の状況を知り、世界や日本を代表する先行事例や、「すてるデザイン」のパートナー企業・団体の先端的な取り組みの紹介、学生活動・作品を通して共感を得られるような展示を行いました。本企画は、そのゴミ展を『見る・知る』の次のステップとして、ゴミ問題を自分ごと化して「考える」ためのトークイベント形式のレクチャーです。

トークイベントのゲストは、循環型社会実現に向けた先進的な取り組みを実践される、大塚桃奈氏(株式会社BIG EYE COMPANY CEO)と加藤佑氏(ハーチ株式会社 代表取締役)です。産官民でゴミ問題に取り組む徳島県上勝町で上勝町「ゼロ・ウェイストセンター WHY」を運営されている大塚さんと、サスティナビリティ領域のデジタルメディアを運営される加藤さんに、現在の取り組みについてお話しいただきます。またレクチャーだけでなく、それぞれの視点からゴミ問題について意見を交わしていただき、未来に向けた視座をご参加の皆さんと一緒に考える機会にできればと思います。

循環型に取り組む企業の方、学生のみなさん、デザイン関係者、デザインに関心のある方など、様々な方に無料でご参加いただけるレクチャーです。


開催概要
多摩美術大学 TUB 第15回企画展
「ゴミーー我々はこれからゴミ問題をどうデザインすべきなのか?」トーク&意見交換会 vol.02

日時
2022年6月30日(木) 17:00〜18:30(開場 16:50)

形式
オンライン(Zoomウェビナー)
参加無料

登壇者プロフィール


大塚 桃奈 氏
株式会社BIG EYE COMPANY Chief Environmental Officer
1997年生まれ。「トビタテ!留学JAPAN」のファッション留学で渡英したことをきっかけに、服を取り巻く社会問題に疑問を持ち、長くつづく服作りとは何か見つめ直すようになる。国際基督教大学卒業後、徳島県上勝町へ移住し、2020年5月にオープンした「上勝町ゼロ・ウェイストセンターWHY」に就職。山あいにある人口1,500人ほどの小さな町に暮らしながら、ごみを切り口に循環型社会の実現に向けて伴走中。
併設するHOTEL WHYでは、宿泊を通じて上勝での暮らしを体験でき、チェックイン時にはスタディツアーを開催している。学生時代に翻訳に携わった”エシカル消費”がテーマの絵本「Are You Ready? The Journey to the Veiled World(末吉里花:著、中川学:絵)」は、山川出版社より好評発売中。また、日本で最も美しい村連合のひとつでもある上勝町の魅力を、季刊誌で発信している。


加藤 佑 氏
ハーチ株式会社 代表取締役
2015年にハーチ株式会社を創業。社会をもっとよくする世界のアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」、サーキュラーエコノミー専門メディア「Circular Economy Hub」、横浜のサーキュラーエコノミープラットフォーム「Circular Yokohama」など、サステナビリティ領域のデジタルメディアを運営するほか、企業・自治体・教育機関との連携によりサステナビリティ・サーキュラーエコノミー推進に従事。英国CMI認定サステナビリティ(CSR)プラクティショナー。東京大学教育学部卒。

主催
多摩美術大学 TUB