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TUB 第19回企画展「多摩美術大学大学院彫刻専攻選抜展2022」



2022年10月7日(金)より、多摩美術⼤学 TUB第19回企画展「多摩美術大学大学院彫刻専攻選抜展2022」を開催します。
多摩美術大学彫刻学科研究室が、大学院彫刻専攻生から優秀な学生を選抜し、多摩美術大学TUBにて年に一度開催する「大学院選抜展」です。今回は3人の作り手による彫刻展で、それぞれFRP、木彫、陶による作品を展示します。


多摩美術大学大学院彫刻専攻選抜展2022
会 期:2022年10月7日(金)〜22日(土)日曜定休
時 間:11:00〜18:00 入場無料
会 場:多摩美術大学 TUB
東京都港区⾚坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F(東京ミッドタウン・デザインハブ内)
主 催:多摩美術大学
多摩美術⼤学 彫刻学科WEBページはこちら

出展者コメント
いけたく IKETAKU
内にこもった憤りが、インスピレーションを生み出す。明るい世界をイメージし、クソッたれな現実に反発しながら、自分を通して世界を見つめる。


王晨悦 WANG CHENYUE

人間は本質的に孤独で、誰もが唯一の存在だ。成長環境、家庭環境、自分の性格によって、人の「独特性」が生まれる。誰もが閉ざされた「環」のように、環の中の自我と、環の外の世界とがお互いに影響を及ぼし合い、絡み合っている。


莫雪岩 MO XUEYAN

私の研究テーマは欠如の中に露呈する「非秩序」の趣を発見し、そこに隠れている永久不滅の時間の積み重ねを観照することで、人間の意識及び存在を探究することである。不在と虚しさと向かい合うことを通して摩滅を観照し、永久と実在を感じ取るのだ。そこには無限の分子の流れに基づいた人間の長い歴史がある。そして、人間の群れ自体がもたらす安心感をも感じとることができる。生命とは分子の流れの停滞であり、世界の輪廻は人間の「外臓」である。