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多摩美術大学 TUB「デザイン人類学宣言!」関連トークvol.01 たべる、やすむ、あいする ―ヒトと組織とカルチャーデザイン―




多摩美術大学 TUBは、10月30日(日)「デザイン人類学宣言!」トークイベントvol.01「たべる、やすむ、あいする ――ヒトと組織とカルチャーデザイン」を開催します。本展示ディレクター中村寛教授と特別ゲストによる、トークシリーズの第一回です。

企業や組織のカルチャーをデザインするとはどういうことか?愛されるヒト、モノ、組織とはどういう存在でしょうか。サーキュラーで持続可能な世界は、どのように実現できるのでしょうか。カルチャーデザインファームKESIKIの石川俊祐さんと、人類学に基づくデザインファームアトリエ・アンソロポロジーの人類学者・中村寛で、デザインと人類学の共創の可能性とこれからの課題を、さまざまな事例をまじえて話します。今回の展示《デザイン人類学宣言!》の趣旨についても、そのもとになったアイディアや経験も含め、2人で触れていきます。


デザイン人類学宣言! トークイベントvol.01
「たべる、やすむ、あいする ――ヒトと組織とカルチャーデザイン」

日 程:2022年10月30日(日)
時 間:15:00-17:00
参加費:無料
会 場:多摩美術大学 TUB 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F(デザインハブ内)
参加方法:会場参加もしくはオンライン(Youtube Live)にて聴講いただけます。
【会場参加】
先着30名、以下ページよりお申し込みください。(Peatixページへ移動します)
https://jinrui01.peatix.com
【オンライン】
https://youtu.be/XcUboEiTAR4(Youtube Live)

登壇者:

石川俊祐
KESIKI INC. Partner, Design innovation/多摩美術大学TCL特任准教授・プログラムディレクター
ロンドン芸術大学 Central St. Martins卒。Panasonic Design Company、PDD Innovations UKを経て、 IDEO Tokyo のデザインディレクターとして立ち上げに従事。その後、BCG Digital Ventures Head of Design を経て、現職。 数多くのイノベーションプロジェクトに携わる。 D&AD やグッ ドデザイン賞、全国各地のデザインセレクションなどの審査委員を歴任。近著として 『HELLO, DESIGN 日本人とデザイン』(幻冬舎)など。Forbes JAPAN世界で影響力のあるデザイナー39名に選出。

中村寛
多摩美術大学リベラルアーツセンター教授/アトリエ・アンソロポロジー合同会社代表
専門は文化人類学。「周縁」における暴力、社会的痛苦、反暴力の文化表現、脱暴力のソーシャル・デザインといったテーマに取り組み、《人間学工房》を通じて文化運動をおこなう。2002年からニューヨーク・ハーレムの黒人ムスリム・コミュニティにて約2年のフィールドワークをおこなった。2008年から多摩美術大学を中心に複数の大学で講義・ゼミをもつ。大学で出会ったつくり手たちが、「美術」を捉え直す機会を与えてくれた。2020、21年度はグッドデザイン賞に「外部クリティーク」としてかかわる。著書に『アメリカの〈周縁〉をあるく――旅する人類学』(平凡社、2021)、『残響のハーレム――ストリートに生きるムスリムたちの声』(共和国、2015)。編著に『芸術の授業――Behind Creativity』(弘文堂、2016年)。訳書に『アップタウン・キッズ――ニューヨーク・ハーレムの公営団地とストリート文化』(テリー・ウィリアムズ&ウィリアム・コーンブルム著、大月書店、2010年)。