日本の産業界におけるデザインとイノベーション

このセミナーでは、これらの内容が日本企業と彼らの市場にも関係するのか、そしてどのようにしてデザインが企業成長に貢献できるかディスカッションを行います。

 

概要

これまでの企業は低コスト化を続け、製造、流通、価格競争、プロモーション戦略などは成熟してきました。しかし、そのおかげで今では逆に低コスト化が難しくなってきています。そのため、現在では低コスト化による支出の削減ではなく、イノベーションとデザインによる収入の増加へとシフトしつつあります。これまで、イノベーションはテクノロジーだと考えられていました。しかし、今ではイノベーションはその領域を広め、新たな創造やユーザーの経験なども含まれるようになってきています。

 

消費者の生活パターンは、これまでのものより複雑になってきています。これは、消費者が得られる情報やサービス、製品などの選択肢が増えたことに要因が考えられます。では何故、選択肢が増えたのでしょう。これには2つの要因が考えられます。ひとつはテクノロジーがよりフレキシブルになったことによって、様々な個人のニーズに応えられるようになったことが要因として考えられます。もうひとつは、グローバル化に伴って企業のビジネスモデルの数が増えたことにあります。テクノロジーやマネージメントの知識が向上し、ビジネスリーダー達が想像したことの大半が実現可能になってしまったのです。その一方で、企業は消費者が次にどのような行動を起こすか予測不可能になってしまい、本当に何を求めているのかわからなくなってしまいました。これを「イノベーション・ギャップ」と我々は呼んでいます。

 

このセミナーでは、これらの内容が日本企業と彼らの市場にも関係するのか、そしてどのようにしてデザインが企業成長に貢献できるかディスカッションを行います。イリノイ工科大学インスティテュートオブデザインでは、新たな東京の地で皆様に対してどのようなお手伝いができるかアドバイスを求めています。是非ともご参加いただき、忌憚のない議論を行いましょう。

日程/時間

2007年5月29日 / 開始:13:00 終了17:30

場所

ミッドタウン・タワー5F インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター

定員

20名

講師

Patrick Whitney教授

クランブルック大学院を卒業後、J・ダブリン氏の指導を受け、「イリノイ工科大学」で教鞭を執るかたわら、デザイナーのJ・ダブリン氏とともに、「企業戦略とデザインの重要性」について研究と実践を数多く行っている。現イリノイ工科大学インスティテュートオブデザイン学部長。