チャイニーズ・デザイン・カンファレンス

インターナショナルデザインリエゾンセンターでは、中国の東大ともいわれている清華大学からインダストリアルデザインの教授陣とレノボ・イノベーション・デザインセンター CDO(最高開発責任者)の Yao Yin Jia氏をお招きし、中国経済や社会事情も含めた中国デザインの現状と今後の展望をお話しいただきます。

 

概要

東アジア経済圏が目覚しい成長を遂げる中、中国を舞台にしたビジネスが活発化し、日本企業も意欲的に中国へ進出しました。昨今、「生産拠点としての中国」の舞台は整いつつあり、所得の拡大した中国の次の展開は「マーケットグラウンドとしての中国」かもしれません
そのように考えると、今情報として必要なのは、数字に表わせるような人件費・設備投資費などの「コスト面の実態」ではなく、多くの人間の心を掴む商品やサービスなどの「顧客の実態」にあるといえるでしょう。それらを学ぶためには、中国の文化的背景、社会的通念、嗜好などを含んだ現場の情報が必須であり、また中国国内でどのような人材育成基盤を構築しているか知っておくべきなのではないでしょうか。
こうした状況下において、インターナショナルデザインリエゾンセンターでは、中国の東大ともいわれている清華大学からインダストリアルデザインの教授陣とレノボ・イノベーション・デザインセンター CDO(最高開発責任者)の Yao Yin Jia氏をお招きし、中国経済や社会事情も含めた中国デザインの現状と今後の展望をお話しいただきます。

日程/時間:2007年6月15日・16日 / 開始:13:00 終了:18:00

 6月15日

13:00~18:00:セミナー「中国のデザインポリシーとは」

Liu Guang Zhong 教授
テーマ1「”モノ”のデザインから”コト”のデザインへのシフト」
 

1)製造、それとも「新しさ」の創造か?
2)「製造-流通-使用-リサイクル」まで一貫したデザイン

テーマ2「Design Matterology」

1)Design Matterologyとは
2)知識プラットフォームの構築とは
3)ストラクチャルなシステムと「Matterology」
4)「名詞」それとも「動詞」?
5)社会学的見地からみた「Matterology」の特徴とは

テーマ3「古典的な中国デザインコンセプト」

1)最初に「コト」、次に「モノ」
2)マテリアル別のテクニック
3)「筋の通った理由」と「関連」
4)「流行」と「場所」のアドバンテージ

6月16日

13:00~15:30:セミナー「デザインビジネスの現状と展望」

Cai Jun 教授, Yao Yin Jia 氏
セッション1
・消費者社会の変化
・中国の市町村人口の変化と近年の収入・消費
・中国都市圏における消費者心理と消費クラスの変化
・中間消費者層の誕生とライフスタイルの変化
・激しくなる消費者マーケット競争
・中国における海外企業の現状セッション2
・中国デザインの歴史
・中国のインダストリアルデザイン
・企業からデザイン事務所へ
・企業内デザインからのシフトと、企業のデザインの変化
・デザインのクリエイティビティや知識的特徴
・中国社会におけるデザイン意識は?
・国際的なブランドになるためのデザインとは?
・国際的なデザインに必要なマインドとは?
・中国人のためのデザインとは?
・世界が知りたい中国文化のデザイン
 

 

講師:

Cai Jun 教授

Liu Guang Zhong 教授
レノボ・イノベーション・デザインセンター CDO Yao Yin Jia 氏

コーディネーター:杉山和雄(日本デザイン学会会長)

通訳:逐次通訳

場所:ミッドタウンタワー4F カンファレンスホール Room7

定員:100名

協力:DMN(ダイヤモンド・デザイン・マネジメント・ネットワーク機構)