リエゾンセンター・ライブラリーのオンラインブックイベント
書籍『小田急は100年でどうなった?』発刊記念トークイベント「ロマンスカーと沿線まちづくりのデザイン」
- 開催年:2023
- 企画:リエゾンセンター・ライブラリー
- タグ:ソーシャルオンライン配信
「リエゾンセンター・ライブラリー」は、東京ミッドタウン・デザインハブ内に月10日ほど不定期でオープンするデザインライブラリー。
「リエゾンセンター・ライブラリーのブックイベント」として、ライブラリーに届いたデザイン関連の新刊本の著者の方などをゲストにお迎えし、書籍やそのテーマを深掘りするトークイベントを開催しています。
根強い人気を誇り、大人から子供まで人々の憧れを集めるロマンスカーは小田急線の象徴と言えるでしょう。
本トークイベントは、交通新聞社刊『小田急は100年でどうなった?』の著者かつとんたろうさんをお迎えし、書籍をベースにしながら、他の観光列車にない存在感を持つロマンスカーの変遷を、ブランディングやデザインの面からも深掘りします。
さらに100年前の小田急線開業当初はほとんど田園地帯だった地域をどうやって町にしてきたのか?
郊外の発展と鉄道の歴史的な関係を横目に見つつ、いまや人気となっている下北沢や海老名などのエリアと小田急線の関係も参照しながら、これからの沿線まちづくりを考えます。
書籍『小田急は100年でどうなった?』発刊記念トークイベント
「ロマンスカーと沿線まちづくりのデザイン」
開催日時:2023年 5月31日 (水) 19:00 - 20:30
ゲスト:かつとんたろうさん(著者)
配信:
YouTubeLive
https://youtube.com/live/oDW7D4HYCHQ?feature=share
ゲスト:
かつとんたろう
1983年神奈川県小田原市生まれ。多摩美術大学大学院修了。
下北沢や新宿近辺など、小田急沿線に長く住み、小田急線に乗り続けてきた。会社員との兼業ライターとして、さまざまなメディアで多くの記事を執筆。とんかつ関連のものが多いが、とんかつのみならず幅広いジャンルで活躍。
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【書籍について】
『小田急は100年でどうなった?』
発行:交通新聞社
著者:かつとんたろう(著者)、山﨑友也(口絵写真)
定価:990円(税込)
刊行:2023年2月15日
判型:新書判
ISBN:978-4-330-00923-0
*リエゾンセンターライブラリーでお読みいただけます。
観光開発もまちづくりも
ロマンスカーといっしょに走ってきた
小田急電鉄の前身「小田原急行鉄道」が設立されたのは、100年前の1923年5月1日のこと。
ときに箱根や江の島観光の足となり、ときに増大した人口の通勤・通学の足となり、沿線の発展とともに進化を遂げてきた小田急電鉄の変遷を、ロマンスカーの歴史を中心に、役割や設備の変化、線路の地下化・複々線化といったトピックスを交えつつ多面的にひも解いていく。
■目次
第1章 小田原急行鉄道の発足から戦後の混乱期まで
第2章 新型特急車両のロマンスカー
第3章 変わりゆくロマンスカー
第4章 箱根とロマンスカーの現在
第5章 小田急線と沿線の現在と未来
写真提供=交通新聞社