トーキョーニッチ vol.8 本と出会う、人と出会う、をプロデュース by ブックコーディネーター内沼晋太郎さん

What’s coming next?
トーキョーニッチでは都市における未来の芽やムーヴメントのきざしを<ニッチ>と名付け、ニッチを生み出す人々に出会って行きます。

 

今回のトーキョーニッチはブックコーディネーター内沼晋太郎さんをお迎えして行います。

 

ブックコーディネーションという仕事を耳にするようになったのはここ数年。しかし、その活動内容は実践者によってかなり違うかもしれません。内沼さんの面白さは、本を媒介に、出会いやつながりを企画、デザインするところ。レーベル numabooksを拠点に、「世界を少しだけ楽しくする」活動を行っている、とはご本人の言ですが、たしかに本を軸にしながらも、その振り幅はかなり自由で楽しそうです。

 

本嫌いの友人に本を薦めるコンセプトがユニークな「本嫌いのための本屋」<SHE HATES BOOKS>、カフェでケーキセットを注文するように、コーヒーに文庫本がついて来る<文庫本セット>、本をクラフト紙に包んで、人と本との偶然の出会いを演出する<encounter.>、本同士が会話を始める<カンバセーション>、そして、どうしたわけか、ヘアアーティスト達が本のカットの技を競う<本/紙/髪>などなど、内沼さんから次々と紡ぎ出される楽しくも斬新なアイデアの数々は、どれも「本」や「読書」を巡る既成概念を、日常生活の、ちょっと違う文脈の中に置いてみることで生まれたプロジェクトです。

 

多くの人に愛されながらも、ビジネスとしては多難な先行きが予想される本や出版業界ですが、内沼さんの軽やかな演出によって、呪縛から解き放たれ、明るい未来が見えて来るから不思議です。

 

そして、内沼さんの仕掛ける本との出会いは、いつの間にやら人との出会いにつながっているのが魅力です。その媒介となっているのは、古本の書き込みだったり(<WRITE ON BOOKS>)、ブックリストだったり(<book list mania>)。

 

内沼さんの頭の中には、いまだ実現に至っていない魅力的なアイデアもたくさんあります。アイデアはお腹に溜めない、が、モットーの内沼さんから、未完の企画もプレゼンいただき、あわよくば、実現に向けてコラボしてしまいましょう。

 

好きが高じて、いつの間にかオンリーワンの職業を作り出してしまった内沼さん。その著書「本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本」で展開した独自の仕事論についても語っていただく予定です。

 

numabooks
http://numabooks.com/

 

★トーキョーニッチはライブ配信します。ハッシュタグは「#TNiche」です。どうぞヨロシクお願いいたします。特設ページはこちら。
http://www.liaison-center.net/?page_id=1644

 

内沼晋太郎さん 
numabooks代表/ブック・コーディネイター/クリエイティブ・ディレクター 1980年生まれ、一橋大学商学部商学科卒。フリーターとして千駄木・往来堂書店でスタッフなどをしながら、本と人との出会いを提供するブックユニット「book pick orchestra」を設立、代表を務める。後に自身の「本とアイデア」のレーベル「numabooks」を設立。「TOKYO HIPSTERS CLUB」「HANSEL&GRETEL」(共に株式会社ワールド)、「TOKYO CULTUART by BEAMS」(株式会社ビームス)などのセレクトショップで販売する書籍のコーディネイトを中心に、書籍売り場やライブラリのプロデュース、本にまつわる企画や作品制作、書店や出版社のコンサルティング、電子書籍関連のプロデュースなどを手がける。最近の事例に、読書するDJイベント「hon-ne」(フクモリ)、カフェにおけるドリンクと文庫本のセットメニュー「文庫本セット」(spiral/株式会社ワコールアートセンター)、中身の見えない文庫本コーナー「覆面文庫本」(ヴィレッジヴァンガード新宿マルイカレン店)など。iphone/ipad用読書共有アプリ「readshare」を開発中。その他いろいろ。最近の関心領域は、パーティ/コミュニティ論、睡眠文化。著書に『本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本』(朝日新聞出版)。

日時:
2010年10月13日(水)
受付スタート:19時10分 セミナースタート:19時30分 (21時終了予定)

会場:
インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
東京ミッドタウン・タワー5F(地下鉄六本木駅より) 

企画運営:株式会社エルトキオ

協力:日本産業デザイン振興会(JIDPO)

参加料:無料

お申込み:
以下のURLよりお申し込みください。
http://www.el-tokio.com/news_event/index.html