旅するデザイン リターンズ ーーあるく、つくる、ためす
- 開催年:2024
- 企画:多摩美術大学 TUB
- タグ:トーク・ツアー
東京ミッドタウン・デザインハブ第111回企画展『デザインの風が最初に触れる場所』に関連し、トークイベントを開催いたします。
(このイベントは終了しました。ページ下部のリンクからアーカイブをご覧いただけます)
フィールドワーク、調査、リサーチ、研究など、いわゆる探究を指す言葉は色々ありますが、デザインするという営みにとって、こうした探究はどういう意味をもつのでしょうか。
デザイン分野では、もはや当たり前のように使われる「リサーチ」という言葉を、今一度、抽象化したり、具体化したりしながら揺さぶってみたいと思います。また、人類学が用いる「フィールドワーク」という概念も、同じように検証しながら、デザイン人類学の可能性を探ってみたいと思います。
今回のトークでは、大阪を拠点にしつつ、日本だけでなく世界各地を本当によく旅し、歩いているデザイン会社UMA/design farmの津田祐果さんと原田祐馬さんをお招きして、旅の話、デザインの話、探究やプロトタイプの話をうかがいます。
概要
日 時 2024年12月12日(木) 18:00 〜 20:00
会 場 多摩美術大学TUB(東京ミッドタウン・デザインハブ内)
参加費 無料
定 員 30名程度
ゲスト
津田祐果(UMA/design farm)
原田祐馬(UMA/design farm)
ファシリテーター
中村寛(多摩美術大学リベラルアーツセンター教授)
ゲストプロフィール
原田祐馬 Yuma Harada
大阪府吹田市出身。京都精華大学芸術学部デザイン学科建築専攻卒業後、インターメディウム研究所7期生として入学。2005年まで在籍。アーティストの椿昇に師事し、UMAdesign farmを設立。どく社共同代表。名古屋芸術大学特別客員教授、グッドデザイン賞審査委員、花園近鉄ライナーズコミュニケーションディレクター、Expo Outcome Design Committeeメンバー、DESIGNEAST実行委員会など。たんぽぽの家の播磨靖夫理事長から「領域を横断してプロジェクトを横串にし、ガラガラぽんするデザイナー」と言われたことがきっかけでその意識を持ち活動を続けている。フィールドワークと現場を大切にし日本中を移動する。愛犬の名前はわかめ。
津田祐果 Yuka Tsuda
福岡県北九州市出身。京都造形芸術大学空間演出デザイン学科卒業後、入社。足元を見つめながら気象的な世界と有機的な循環に興味を持ち、それをデザインや生活へ忍ばせられないか試行錯誤をしている。農作業を手伝ったり、ひたむきな手作業の中から発見したことに着想を得て、感覚をひらくことを大切にし、商品開発からパッケージ、VIなど自由研究的にデザインを立ち上げることを得意とする。
動画はこちらのURLからご覧いただけます
パート1
https://youtu.be/aIRhv3WmwaM