多摩美術大学 TUBトークイベント「関係を生み出すデザイン02ーBusiness Origami®の可能性」
多摩美術大学は、3月13日 (月) 会場参加とYouTube配信にて、登壇者に、丸山幸伸氏 (株式会社日立製作所 研究開発グループ 社会イノベーション協創センタ 主管デザイン長 (Head of Design))、市川文子氏 (株式会社リ・パブリック 共同代表)、清水淳子氏 (デザインリサーチャー) をお迎えし、「関係を生み出すデザイン02−Business Origami®の可能性」を開催します。
製品そのものに価値を見出す「モノ消費」から、その製品やサービスから得られる体験に 価値を見出す「コト消費」へ流れの中で、サービスデザインの重要性が高まっています。その状況において本学は、サービスデザインの創造的な開発ツールとして世界的に認知されている、株式会社日立製作所 研究開発グループが開発した「Business Origami®」 を初めて販売することになりました。これは多様なステークホルダー(利害関係者)との関係を可視化することで、社会やビジネスにイノベーションを起こしていくためのツールです。
販売を記念して、デザインやイノベーションの現場で活躍されている方々を登壇者にお迎えし、トークイベントを開催いたします。
「関係を生み出すデザイン02ーBusiness Origami®の可能性」
日 時:2023年3月13日(月) 18:00-19:30
参加費:無料
会場参加:先着20名 こちらのURL(Peatix)よりお申し込みください。
https://bo0313.peatix.com
配信URL:https://www.youtube.com/watch?v=jpILucaXcvs
(TUB YouTubeチャンネル)
会 場:多摩美術大学 TUB
住 所:東京都港区赤坂9丁目7番1号 ミッドタウン・タワー5階
(東京ミッドタウン・デザインハブ内)
主 催:多摩美術大学 TCL
協 力:株式会社日立製作所 研究開発グループ
登壇者:
丸山幸伸 (株式会社日立製作所 研究開発グループ 社会イノベーション協創センタ 主管デザイン長 (Head of Design))
市川文子 (株式会社リ・パブリック 共同代表)
清水淳子 (デザインリサーチャー)
司会進行:
永井一史 (本学統合デザイン学科 教授)
登壇者略歴:
丸山幸伸 Yukinobu Maruyama
株式会社日立製作所 研究開発グループ
社会イノベーション協創センタ 主管デザイン長(Head of Design)
日立製作所に入社後、プロダクトデザインを担当。2001年に日立ヒューマンインタラクションラボ (HHIL) 、2010年にビジョンデザイン研究の分野を立ち上げ、2016年に英国オフィス Experience Design Lab.ラボ長。帰国後はロボット・AI、デジタルシティのサービスデザインを経て、日立グローバルライフソリューションズ株式会社に出向しビジョン駆動型商品開発戦略の導入をリード。デザイン方法論開発、人財教育にも従事。2020年より現職。立教大学大学院ビジネスデザイン研究科客員教授
市川文子 Fumiko Ichikawa
株式会社リ・パブリック 共同代表
広島県出身。慶應義塾大学大学院修了後、フィンランドの通信会社ノキアに入社。世界80ヵ国を跨ぎデザインリサーチャーとしてさまざまな製品やサービスの研究開発に従事する。2013年シンク・アンド・ドゥ・タンク(株)リ・パブリックを創設。循環型社会やDXなどをテーマにあらゆるセクターと協業し、アジアの社会起業家支援や持続可能な変化をもたらす生態系(エコシステム)の構築を手掛ける。2019年よりサーキュラーデザインの会社(株)fog取締役を兼務。
清水淳子 Junko Shimizu
デザインリサーチャー
2009年 多摩美術大学情報デザイン学科卒業後デザイナーに。2013年
TokyoGraphicRecorderとして議論を可視化するグラフィックレコーディングの活動と研究を開始。同年、UXデザイナーとしてYahoo! JAPAN入社。2019年、東京藝術大学デザイン科情報設計室にて修士課程修了。現在、多摩美術大学情報デザイン学科専任講師。視覚言語についてメディアデザインの視点から研究中。著書に「Graphic Recorder ―議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書」(BNN新社)。
タイムテーブル:
1. 自己紹介 / オープニング(開催挨拶 / 趣旨説明)[5分]
2. 「関係のデザイン」をテーマに話題提供 1 [10分]
3. 「関係のデザイン」をテーマに話題提供 2 [10分]
4. 「Business Origami®」について [10分]
5. サービスデザインとBusiness Origami®の可能性(ディスカッション)[25分]
6. まとめ [5分]
7. Q&A [5分]
<Business Origami®について>
「Business Origami®」は、多様な価値観をもつメンバーが一つの卓を囲み、視覚的にイメージを共有し創造的なディスカッションを行うことで新しいサービスの全体像をデザインするためのメソッドです。
紙製のカード型ツールは2つに折ることで人型や建物、乗り物といった「折り紙」の模型を簡単に作れます。カードには具体的な名称を書き込む欄が設けてあり、ステークホルダーとその関係性を卓上に並べることでサービス構造を可視化し、全体像の理解、課題の発見・共有といった新サービスの構築に役立ちます。
本学では、サービスデザインの開発現場において利用されてきた「Business Origami®」を教育現場で活用し、新しい学習方法を模索してきました。今後は、美術大学の社会へ向けた活動の一つとして「Business Origami®」の販売を行い、サービスデザイン教育プログラムの本質的な理解と、幅広い普及を目指しています。
*「Business Origami®」購入先等の詳細は下記リンクよりご確認ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000102.000034331.html
・Business Origami®は、株式会社日立製作所の登録商標です。
・製造は、福永紙工株式会社です。
<新型コロナウィル感染防止対策について>
ご参加に際して、次の項目に該当される方はご参加いただけません。
・37.5度以上の発熱のある方
・強いだるさや息苦しさがある方
・風邪のような症状がある方
・味覚・嗅覚に異常を感じる方
・身近に新型コロナウイルス感染者(疑いを含む)がいる方
・過去14日以内に新型コロナウイルス感染者と濃厚接触があった方
・過去14日以内に感染拡大している地域や国への渡航歴がある方
<ご参加について>
入場の際には、下記にご協力ください。
・マスクの着用をお願いします。(マスクをしていない方は入場をお断りする場合があります)
・会場入り口での検温をお願いします。発熱や咳などの症状のある方は、ご入場をお断りすることがありますので、無理のないご参加をお願いします。
・こまめな手洗い、手の消毒にご協力ください。
・参加者同士で適切な距離を取り、1箇所に密集したり、大声で話すなどの行為はお控えいただくようお願いします。