「JDPイナバデザインスクールトーキョー 」開講

公益財団法人日本デザイン振興会は、運営する「インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター」のプログラムとして、名古屋で月2回開講されているデザインを軸にした学び合いの場「イナバデザインスクール」の東京版を2月より開講します。

現在の社会は、様々な課題が顕在化し、デザインという手法がこれまで以上に多くの細やかな領域に対応することを求められています。さらに、職能や立場に関わらず、個々人が置かれた環境で異なる問題に向き合わざるを得ない状況にもあるのではないでしょうか。

新たにスタートする「JDPイナバデザインスクールトーキョー」は、月2回、定員15名で小規模に実施するデザインを軸にした学び合いの場。
これまでデザインやその考え方に全く触れてこなかった人も、自ら状況を切り拓き、踏み出すための手法としてのデザインを学びます。

自分の周りに実際起きている「お困りごと」や、これから生み出したい「未来」を、デザインの視点で捉えなおしてみませんか？
スクールでは毎回異なるテーマを設け、考え方のプロセスのレクチャーを受けた後、参加者それぞれワークに取り組み、最後に発表を行います。異なる立場や領域の人の物事の捉え方やアイデアにも触れることができます。

参加対象およびお願い：
大学生以上ならどなたでも。デザインの経験不問、初めての方歓迎です。
デザインを学びたい、仕事で活用したいと思っているが、普段業務でデザインに触れる機会がなかった方、
自分のデザインの領域を広げたいと悩んでいるデザイナーの方、など。

ゼミナール形式での開催で、学びの発表や共有を行います。
ワークの内容や授業風景を公開することがありますので、参加にあたりあらかじめご了承ください。

JDPイナバデザインスクールトーキョー
第1回テーマ：「デザイン基本のキ」

開催日時：2月25日（木）19:00-21:30
会場：東京ミッドタウン・デザインハブ インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
定員：15名（先着順）　対象：大学生以上
参加費：無料
申し込みはこちらから
*少人数のスクールのため、必ず参加できる方のみお申し込みください。
不慮の理由でご欠席される際は、必ずpeatixメールよりキャンセルのご連絡をお願いします。

今後の開催予定 　
*開催約1ヶ月前にpeatixで募集を開始します。1回ごとに募集、連続出席は前提としていません。
3⽉14日(金)「ブランディングとは」 会場：田園調布せせらぎ館集会室
3月28日(金)「デザイン経営のこれから」 会場：アッシュコンセプト会議室（東京都台東区蔵前1-3-25 蔵前JPテラス内）

イナバデザインスクールとは：
稲波伸行氏が代表を務めるデザイン事務所「RW」（愛知県名古屋市）で毎月2回夜間に開催されているデザインを軸にした学び合いの場。多種多様な人たちが一緒に学び合うことで、領域を超え、新しいコミュニケーションが生まれています。現代における「デザインの在り方」を追求すべく毎月テーマを変えて開催。イナバデザインスクールを通じて「社会のデザイン力を上げる」ことを目指します。
名古屋のイナバデザインスクールのPeatixはこちら

講師：

稲波 伸行（いなば のぶゆき）
1975年三重県菰野町生まれ。名古屋芸術大学美術学部デザイン科卒業
株式会社RW 代表取締役
”愛でマチを変える” 株式会社菰野デザイン研究所　取締役（本社：三重県菰野町）
岡崎ビジネスサポートセンター デザインアドバイザー
https://www.rw-d.jp/about

大学時代の生死をさまよう経験からデザインにのめり込む。イギリスでの交換留学を経て、課題解決に向き合う真摯さだけでなく、人をワクワクさせる楽しさの両輪がデザインに必要であると学ぶ。
大学卒業後、フリーランスとして独立。デザイナーとして活動するだけでなく、流通会社の立ち上げや、地域コミュニティをつくるNPOの立ち上げにも参画。「意匠や形」といった狭義のデザインだけでなく、課題解決としての広義のデザインの実践を追求し続ける。まちづくりに関わる経験から、地域の魅力に惹かれ始め、現在は、日本の地域に根づいてきた文化をこれからの時代にも紡いでいくための「広義のデザイン」に取り組んでいる。
2008年RW創業。2012年より株式会社RWとして法人化。企業や事業の価値の再定義に伴走し、ミッション、ビジョンの構築や、新規事業の立ち上げ、事業の運用までサポートしている。

開講場所を募集しています！

JDPイナバデザインスクールトーキョーは、会場を決めず、都内の様々な場所で開講していろいろな方にご参加いただき、対話をしたいと考えています。
開講場所をご紹介、お貸出いただける方はお気軽にご連絡ください。(ご連絡先：masami@jidp.or.jp)
実施時間は平日夜19時-21時30分、20名程度がテーブルがある状態で着席可能、モニタまたはプロジェクターが使用可能な場所であれば開講が可能です。