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【「ミャク市!」公開記念】博覧会協会と若手建築家が考える大阪・関西万博とサーキュラーエコノミー 〜パビリオン/建築資源の再活用〜

【「ミャク市!」公開記念】博覧会協会と若手建築家が考える大阪・関西万博とサーキュラーエコノミー 〜パビリオン/建築資源の再活用〜



いよいよ来年4月13日から開催する、大阪・関西万博。開催に際する、物品・サービスの調達において、「持続可能性に配慮した調達コード」を策定し、「博覧会協会は、会期前の計画段階、会期中、会期後にわたる調達プロセスにおいても、脱炭素社会の構築や循環型社会の形成、自然との共生や快適な環境の確保に取り組む」と宣言しています。

今回は、会期後の施設・設備・什器類のリユースにフォーカスし、「ごみのでない万博」の実現を掲げる齋藤精一氏(大阪・関西万博EXPO共創プログラムディレクター)と、「万博サーキュラーマーケット ミャク市!」を展開する博覧会協会の大林正樹氏、そして、万博会場内に設置する施設を設計された建築家の三井嶺氏、溝端友輔氏、斎藤信吾氏をお迎えして、万博で設えられた施設・設備・什器類のリユースに向けた、具体的なアクションを議論します。

 

日時:2024年10月15日(火)19:00-20:40 (受付開始予定 18:45)

会場:東京ミッドタウン・デザインハブ内 インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)

参加費:無料

共催:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会、公益財団法人日本デザイン振興会

企画・プロデュース:齋藤精一、佐々木実(Panoramatiks)

協力:Peatix Japan株式会社

 

登壇者(敬称略):

大林正樹 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 企画局持続可能性部資源循環課 参事

三井 嶺 株式会社三井嶺建築設計事務所 代表

溝端友輔 VOID株式会社

斎藤信吾 合同会社斎藤信吾建築設計事務所 代表

齋藤精一 Panoramatiks 主宰/2025年大阪・関西万博EXPO共創プログラムディレクター

*オンラインでの配信はいたしません。

 

●参加申込みはこちらです。

 

参考情報:

■持続可能性に配慮した調達コード

■リユースマッチングサイト「万博サーキュラーマーケット ミャク市!」サービス開始

■大阪・関西万博会場内の「休憩所」「トイレ」等 20施設の設計を担う若手建築家が決定

 

プロフィール:

大林正樹 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 企画局持続可能性部資源循環課 参事

1975年兵庫県生まれ。1998年に株式会社大林組に入社、事務職として管理部門・現場・営業部門を経て、2022年より博覧会協会へ出向。持続可能性部にて大阪・関西万博の会期後の施設・設備・什器類のリユースマッチング事業の推進に取り組み、このたびオープンしたWEBサービス サーキュラーマーケット「ミャク市!」の普及啓発中。

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三井 嶺 株式会社三井嶺建築設計事務所 代表

1983年愛知県生まれ。東京大学工学部建築学科卒業後、同大学院(日本建築史専攻)で茶室を研究。修士課程修了後、坂茂建築設計を経て、2015年三井嶺建築設計事務所を設立。茶室をはじめとする日本建築の建築理論を探求し、設計活動を主軸に自身の建築哲学を実践している。「骨と装飾」「茶室に見る”無”と透明性」「イメージの媒介としての建築」を創作のキーワードとする。主な作品に「日本橋旧テーラー堀屋改修」「柳小路南角」「森の図書館」茶室「清風庵」など。受賞歴にUnder 35 Architects Exhibition 2017最優秀賞、住宅建築賞2021など。

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溝端友輔 VOID株式会社

1993年和歌山県生まれ。主に新規事業やプロトタイピングの領域でこれまでさまざまなプロジェクトに関わる。 場所をただつくるだけではなく、その中でロジックを発見し、仕組みをつくり、能動的に使い続けたくなる場所づくりを目指している。建築領域ではバイオマス素材と大型3Dプリンティング技術を組み合わせたプロジェクトなどを企画。大阪・関西万博の会場内に設ける休憩所等を設計する若手建築家としても選出される。

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斎藤信吾 合同会社斎藤信吾建築設計事務所 代表

早稲田大学助教・講師を経て、現在東京理科大学助教、早稲田大学非常勤講師。著書に「菊竹清訓|山陰と建築」、「菊竹清訓|東光園」、「菊竹清訓|都城市民会館」など。作品に大井町駅前パブリックスペース(2020年)(環境設備デザイン賞最優秀賞、グッドデザイン賞)、大阪・関西万博休憩所施設トイレ8(2025年竣工予定)、西尾市生涯学習センター(2027年竣工予定)など。

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齋藤精一 Panoramatiks 主宰/2025年大阪・関西万博EXPO共創プログラムディレクター/2024年度グッドデザイン賞審査委員

1975年神奈川県伊勢原市生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学ぶ。2006年に株式会社ライゾマティクス(現:株式会社アブストラクトエンジン)を設立。社内アーキテクチャ部門を率いた後、2020年に「CREATIVE ACTION」をテーマに、行政や企業、個人を繋ぎ、地域デザイン、観光、DXなど分野横断的に携わりながら課題解決に向けて企画から実装まで手がける「パノラマティクス」を結成。2023年よりグッドデザイン賞審査委員長。2023年D&AD賞デジタルデザイン部門審査部門長。2025年大阪・関西万博EXPO共創プログラムディレクター。

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