Tokyo Midtown Design Hub
2023年度グッドデザイン賞受賞展
開催
終了

東京ミッドタウン各所で10/25(水)-10/29(日)まで開催

2023年度グッドデザイン賞受賞展



基本情報

4年ぶりに全受賞作品を展示する、グッドデザイン賞受賞展を開催します。最新グッドデザイン賞を受賞した商品、建築、アプリケーション、プロジェクト、サービスなど、多彩なジャンルから選ばれた1,500点を超える「グッドデザイン」が集結。最新の受賞商品や人気のグッドデザイン賞受賞商品を購入できるポップアップショップもオープンします。
長年愛され続けるデザインに贈られる「ロングライフデザイン賞」の受賞作品も紹介。さまざまな分野のグッドなデザインの今を、ぜひ体感してください。
*ステージイベントのプログラムなど最新情報はグッドデザイン賞公式ウェブサイトからご確認ください。

デザインハブでは、住宅をはじめとする建築、車両や鉄道などモビリティのパネルと、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10カ国の製品・プロジェクトを展示紹介します。


会場デザインコンセプト
中川エリカ+近藤明日香(中川エリカ建築設計事務所)
展覧会の会期終了後、極力、廃棄物を出さないという明確で現代的なヴィジョンのもと、計画をしました。通常、工事の足場で使用されるリース品の単管を多用し、その上に、また資源となりうる厚紙を天板として活用した会場構成は、既存の内装材ととても対比的に見えるかもしれません。でも、ほんの数日の間、ミッドタウンのあらゆる場所を受賞作品と共にジャックするような展覧会なので、むしろ印象的に現れるのではないかと期待しています。より多くの受賞作品と出会っていただけるよう、特に地下の会場は、什器を整列ではなく、雁行した配置にしています。今年の潮流を感じながら、思い思いに楽しんでいただけましたら、これに勝る喜びはありません。

グラフィックデザインコンセプト
岡本健(岡本健デザイン事務所)
3年振りとなるミッドタウン全館での展示として、グッドデザイン賞の堂々たる佇まいを目指してビジュアルを検討しました。中川さんの設計意図と同様に、要素を足して飾りつけるのではなく、すでにあるものを工夫することで新たな価値を拡充できないかと模索した結果、Gマークそのものを高速に回転させることで躍動感のあるビジュアルが生まれました。回転させることで生まれた形は、時代に即した良いものに印をつける“二重丸”であり、また品質の良し悪しを見抜くマークとして古来から使われていた"蛇目"のようにも見えます。グッドデザインとは何かを改めて問いかけるビジュアルとして、多くの方の目に触れる機会となれば幸いです。


2023年度グッドデザイン賞受賞展
2023年10月25日(水)-10月29日(日)11:00-20:00
*10/28は21:00閉場、10/29は18:00閉場
入場無料
会場:東京ミッドタウン各所(東京都港区赤坂9-7-1) 

主催:公益財団法人日本デザイン振興会
後援:経済産業省/中小企業庁/東京都/日本商工会議所/日本貿易振興機構(JETRO)/国際機関日本アセアンセンター/日本経済新聞社/NHK/WorldDesignOrganization/東京ミッドタウン
総合監修:齋藤精一(2023年度審査委員長)、倉本仁(2023年度審査副委員長)、永山祐子(2023年度審査副委員長)
企画・運営:ADKマーケティング・ソリューションズ
会場デザイン:中川エリカ建築設計事務所
グラフィック:岡本健デザイン事務所
会場施工:乃村工藝社