25/03/14 REPORT : ブランディングとは
第2回「JDPイナバデザインスクールトーキョー」を開講しました
- 更新日:2025.04.02
- タグ:JDPイナバデザインスクールトーキョー
第2回目のテーマは、「ブランディングとは」。
前回から引き続きの方やご近所にお住まいの方など、今回もデザイナーだけでなく、様々な職種の方にご参加いただきました。
【レクチャー】
ブランディングというと、最近は技術的なことを気にする方が多いことにもやもやしているという稲波校長。
そもそもなぜブランディングという考え方が必要なのかという話からレクチャーが始まりました。
昔は山登り型と言って、会社全体で頂上を目指していくやり方が多かったが、今は波の起こり方が毎年変わっていて、どう乗りこなしていくかを考えないと結果が伴いにくくなっていて、会社のそのもののあり方が少しずつ変わってきている。
デザインの流れとしても、デザインが起こった1700年の半ばから1990年くらいまでは”もの”中心のデザイン。1990年頃からは性能や新しさだけでは”もの”が売れにくくなり、ウェブや広告など広い意味でのメディアを通して” もの” の価値をいかに伝えるかのデザイン。2010年ぐらいからはその”もの”がどんな意味を与えるかを提示する”在り方”のデザインが求められる時代になっている。
そんな中で、在り方のデザインをどうやっていくかが、ブランディングに繋がる背景なのではないか。そして、自分たち( 会社、もの、人など) の新しい役割や価値を世の中に提供できるのかを問うのが、ブランディングの起点になると校長は考えています。
【ワーク】
今回は「自分の価値を見つけましょう」というテーマで、2人1 組で、相手の強み・市場・競合の3つと目指す未来について、互いに聞き合ってもらいました。校長からの「最近の仕事の中で一番嬉しかったことは?」など周辺を深掘りしていく方法のアドバイスも受けながら、終始盛り上がっていました。
【発表】
2人1 組の相手を他己紹介する形で、1人1 分で発表をしてもらいました。
AI など新しい技術が出てくる未来や市場を見据えた、(その) 人だからこそできる心に響く言葉選びや振る舞いに価値を見出している人が多かったのが印象的でした。
【まとめ】
自分にしかできないことをどう見つけられるかという思考になると競争がない。それがブランディングの価値。
ブランディングを行う際に定める目的がミッション・ビジョンであり、ブランドを作るというのは、構造を作ること。
ミッション、ビジョン、目指したい未来、そして価値をいかに構造に落とし込みながら、事業やサービスといった世界観をつくっていけるかが大事。
自分で自分にどんな価値があるのかを判断するのは難しいので、相手に客観的に判断してもらいながら、自分の価値を常に社会や時代と照らし合わせていくことが大切。守るところと変化させるところのバランスをどうとるのかを見極めるためにも学び続ける必要がある。
【感想】
・フレームワークかと思っていたが、他の方のいいところを見つけたり、今やってる経験とかを聞きながら、深く深く入り込むことで、根本のブランディングとは何かを学べて良い機会になった。
・ブランディングの部門にいて、ちょっと苦しくなってきていたところだったが、今回お話を聞けて、自分の中でスッキリした部分あって、またこれからが楽しみになった。
・競争がないってめちゃくちゃいい。そういうマインドちゃんと持って、仕事に活かしたい。