Tokyo Midtown Design Hub
ゼミ展2024 デザインの学び方を知るゼミ展2024 デザインの学び方を知る
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終了

東京ミッドタウン・デザインハブ第106回企画展

ゼミ展2024 デザインの学び方を知る



基本情報

東京ミッドタウン・デザインハブでは、大学・専門学校の教育課程や研究室で取り組まれている課題の内容と、学生作品をご紹介する「ゼミ展」を2018年より開催しています。
今、デザインは社会をより良くするための手段としてさまざまな領域で求められ、全国の教育機関で工夫をこらした学びが行われています。どのようなデザインやデザイナーが必要とされているのか、学生たちがそれらにどう向き合っているのか、本展ではデザイン教育の一端を授業で取り組まれている課題と作品を通してご紹介します。
課題への着眼点に始まり、リサーチから提案まで、デザインを専門とする9校10ゼミ独自の発想と実践にぜひご注目ください。


2月11日(日祝)、出展各ゼミが会場に集い、来場者・参加ゼミ同士の交流を図る「オープンデイ」を実施します

2月21日(水)、参加ゼミ教員である昭和女子大学 三星安澄先生、武蔵野美術大学 佐々木一晋先生の発案により、両ゼミの課題を深掘りし対話する「トークイベント」を開催します


東京ミッドタウン・デザインハブ 第106回企画展「ゼミ展2024 デザインの学び方を知る」

会期:2024年1月10日(水)〜2月25日(日)11:00~19:00 会期中無休・入場無料
主催:東京ミッドタウン・デザインハブ(構成機関:公益財団法人日本デザイン振興会、公益社団法人日本グラフィックデザイン協会、多摩美術大学 TUB)

アートディレクション・グラフィックデザイン:廣村正彰(廣村デザイン事務所)
会場デザイン:原田 圭(DO.DO.)

「ゼミ展2024 デザインの学び方を知る」オープンデイ
日時:2月11日(日祝) 14:00-17:30  *18:00ごろ完全終了
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ 内リエゾンセンターおよび展示スペース(東京ミッドタウン タワー棟5F)
・10分 x 10ゼミプレゼンテーション(14:00-16:00)
・展示会場での交流(16:00-16:30)
・各ゼミの展示についての感想交換、Q&Aセッション(16:30-17:30)

「ゼミ展2024 デザインの学び方を知る」トークイベント
昭和女子大学 三星安澄研究室 × 武蔵野美術大学 佐々木一晋ゼミ
日時:2月21日(水) 18:30-20:00
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ 内リエゾンセンター(東京ミッドタウン タワー棟5F)、YouTubeLive(予約不要)

※状況により、スケジュールや展示の内容に変更が生じる場合があります。


展示詳細

ゼミ展2024 出展校と展示内容

京都芸術大学大学院 芸術研究科 芸術環境専攻 文化デザイン・芸術教育領域 文化創生分野
担当教員:服部滋樹、松井利夫、上村 博、久慈達也

課題:「自転車等を活用した地域文化デザイン」
環境負荷が少なく、自由度の高い移動手段として価値が見直されている自転車。移動という本来の目的から離れたとき、自転車に乗ることと生活文化の間にどのような可能性を見いだすことができるだろうか。修士課程1年前期のリサーチ課題の成果を発表。


専門学校 桑沢デザイン研究所 総合デザイン科 ビジュアルデザイン専攻 浅葉克己+Goo Choki Parゼミ
担当教員:浅葉克己、Goo Choki Par(石井 伶・飯高健人・浅葉 球)、川畑明日佳

課題:カレンダー
カレンダーはデザインの授業ではありきたりな課題である。この誰もが知るツールに対し、学生が自主的に独自の表現方法を探りパーソナルなデザイン・アプローチを行った。ありきたりな課題に対する「ありきたり」でない学生の多様化した表現が見どころである。


昭和女子大学 環境デザイン学科 三星安澄研究室
担当教員:三星安澄

課題:これもクッキー型である
クッキー型は最も簡易で身近な「量産可能な道具」といえる。私たちの研究室ではこれまでも3Dプリンターをつかったクッキー型を制作/研究しているが、今回の課題ではこれまでとはまた別のさらに新しい「これもクッキー型」といえるようなものを提案する。


多摩美術大学 統合デザイン学科 菅俊一プロジェクト
担当教員:菅 俊一

課題:時間の探求
映像をはじめとした動的な表現を研究していく上で、そもそも時間を「感じる」とか「分かる」とはどういうことなのか考えてみたい。時間に対する認識や感覚を再定義することで可能になる表現は、おそらく新しい形態と体験を纏うものになると考えている。


東京都立大学 インダストリアルアート学科 製品・サービスデザイン研究室
担当教員:金 石振

課題:伝統からの再発見
昔から伝わる生活様式や道具、そこに潜んでいる先祖たちの知恵と使われた民具の仕組みを理解し、現代のライフスタイルと技術を基に再解釈、デザイン的観点からモノやサービスに よみがえらせるデザイントレーニング。


長岡造形大学 造形学部 発想・着想演習
担当教員:板垣順平、北 雄介、小松佳代子、境野広志、竹田進吾、伊達 亘、平原 真、水川 毅、森本康平

課題:Creative Thinking Practices
本演習は、身近なモノゴトを対象にしながらさまざまな専門性を持った学生同士が議論し、新たなデザインの種の発見、異なる着眼点・発想法を学ぶ演習科目です。自身の造形・表現だけではない気付きやアイデアを生み出す枠組みの拡張を狙う。


名古屋造形大学 地域社会圏領域 蜂屋景二スタジオ
担当教員:蜂屋景二、小笹 泉、葛島隆之

課題:建築をつくることで地域の文脈をつくる
コインパーキングやコンビニのような都市の低未利用地について、周囲のまちや人々の活動をリサーチした上で建築をつくり、地域の新しい文脈をつくることに取り組んでいます。ここでは地域のためのアートスペース、まちの駅機能を持つ集合住宅を提案。


広島市立大学 芸術学部 デザイン工芸学科 視覚造形分野
担当教員:納島正弘、中村 圭、大道寺ダニカ、山本 陸

課題:ひろしま平和ポスター 2023
世界最初の被爆都市である広島の市立大学として、本校は世界平和と地域貢献を建学の理念として掲げている。学生たちが過去の戦争やいまだ続く紛争の実態を学び、どのように一枚のポスターで表現するのか。この研さんが平和を希求する心をつなぐものと思う。


武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科 五十嵐ゼミ
担当教員:五十嵐久枝

課題:showspace showcase –白と光–
白い素材を考察し、光と素材・モノとの構成を考える。ケース内で完結した一つの世界を創り出し自身の趣味・思考・可能性について再考する。「白+光」を展示する空間のデザインと制作を行い、展示場にとどまらない空間の可能性を探求する課題である。


武蔵野美術大学 芸術文化学科 佐々木一晋ゼミ
担当教員:佐々木一晋

課題:地域指向型デザイン・アートワーク
現地調査から作品制作、野外展示から検証まで、一連のデザインプロセスを実地で学び、地域文化とアート・デザインの関わり方を実践的に探求。その土地固有の場や人々との出会いをもとに、地域のさまざまな空間にインスタレーション作品を展開する。


京都芸術大学大学院 芸術研究科 芸術環境専攻 文化デザイン・芸術教育領域 文化創生分野

専門学校 桑沢デザイン研究所 総合デザイン科 ビジュアルデザイン専攻 浅葉克己+Goo Choki Parゼミ

昭和女子大学 環境デザイン学科 三星安澄研究室

多摩美術大学 統合デザイン学科 菅俊一プロジェクト

東京都立大学 インダストリアルアート学科 製品・サービスデザイン研究室

長岡造形大学 造形学部 発想・着想演習

名古屋造形大学 地域社会圏領域 蜂屋景二スタジオ

広島市立大学 芸術学部 デザイン工芸学科 視覚造形分野

武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科 五十嵐ゼミ

武蔵野美術大学 芸術文化学科 佐々木一晋ゼミ